【エプスタイン・ファイル】英首相が謝罪、関係のあった人物を大使に任命

性犯罪者の故・ジェフリー・エプスタイン被告に関するファイルが公開され、イギリスの首相もある人物に関連し、窮地に立たされている。
元駐米大使のピーター・マンデルソン氏
問題となっている人物は、イギリス労働党の政治家で、元駐米大使のピーター・マンデルソン氏だ。
彼は2025年2月から9月まで駐米大使を務めていたが、その後、エプスタイン被告が2008年に性犯罪で有罪判決を受けた後も、関係を維持していたことを示すメールや文書が見つかり、スターマー首相により解任された。

解任された当時、マンデルソン氏はエプスタイン被告との関係を「後悔している」と述べていたが、先日アメリカの司法省により公表されたファイルにより、新たな事実が浮かび上がった。
そのファイルには、2008年の世界金融危機後、マンデルソン氏がエプスタイン氏と機密性の高い政府情報を共有していたことを示唆する文書や、2003年と2004年にエプスタイン被告からマンデルソン氏に関連する口座に、合計7万5000ドルが支払われた記録などが含まれていたという。
この事実が明らかになったことから、現在イギリス警察は公職における不正行為の可能性について、マンデルソン氏を捜査している。
パンツ姿で女性と話す写真
また公開されたファイルからは、マンデルソン氏が以前告白していたよりも、はるかにエプスタイン被告と親密な関係だったことを示唆する、おしゃべりで冗談めいたメッセージも含まれていた。
さらにマンデルソン氏は、エプスタイン被告から紹介された女性との性行為を否定していたが、ファイルには、パンツ姿で女性と話す、彼の写真も含まれていた。

マンデルソン氏は、さらなる混乱を引き起こしたくないとの理由から、すでに労働党から離党しているが、なぜそのような人物を駐米大使に任命したのか、という非難の声が与党からも、スターマー首相に寄せられている。
「大使に任命したことをお詫びします」
2月5日、スターマー首相は、エプスタイン被告の被害者に対し、マンデルソン氏が繰り返し嘘をつき、「エプスタイン氏を、ほとんど知らない人物のように表現していた」と述べ、次のように謝罪した。
「申し訳ありません。あなた方になされたこと、多くの権力者があなた方を見捨てたこと、そしてマンデルソン氏の嘘を信じ、彼を任命したことをお詫びします」
しかし批評家たちは、この過ちがスターマー氏の首相職を終わらせる可能性があると考えているという。(了)
出典元:ABC News:UK leader apologizes to victims of Epstein for giving Mandelson an ambassador job(2/5)

























