ロシアに連れ去られた、ウクライナの子供たち2000人が帰還

多くのウクライナの子供たちが、ロシアの支配下から無事に帰還したことが明らかになった。
取り組みはまだ終わっていない
ウクライナのゼレンスキー大統領は2月17日、2000人のウクライナの子供たちが、ロシアの支配下から無事に帰還したと明らかにした。
その上で、ゼレンスキー大統領はSNSで声明を発表し、子供たちの帰還・確保に尽力した政府関係者、市民社会団体、そして国際パートナーを称賛。次のように述べた。
「本日、私たちは重要な成果を得ました。『子供たちをUAに戻せ』イニシアチブの一環として、2000人のウクライナの子供たちがロシアの支配下から無事に帰還したのです」
しかし同時にゼレンスキー大統領は、この取り組みがまだ終わっていないことを強調。さらに次のように警告した。
「前途には、まだ長く困難な道のりがあります。何千人ものウクライナの子供たちが、依然としてロシアの人質であり、日々、ロシアの犯罪の犠牲者となっています」
Today, we have achieved a significant result – two thousand Ukrainian children have been brought home from under Russia’s control through the @BringKidsBackUA initiative.
Each of these returns was made possible thanks to the daily efforts of our people, civil society… pic.twitter.com/6JVKMfZ1T1
— Volodymyr Zelenskyy / Володимир Зеленський (@ZelenskyyUa) February 17, 2026
拉致された子供は約2万人か
ロシア軍が2022年2月にウクライナへの本格的な軍事侵攻を開始して以来、ロシア側は自軍が占領した領土から、ウクライナの子供たちを強制的に移送した。
公式統計によると、自宅から強制的に連れ去られた子供の数は約2万人に上るという。
しかしアメリカ・イェール大学公衆衛生大学院人道研究室の報告書は、行方不明者リストに載っている子供のうち、最大3万5000人の子供がロシアまたはロシア占領地域にいる可能性があると推定している。
2023年、国際刑事裁判所は、ウクライナの子供の「不法な移送という戦争犯罪」を理由に、ロシアのプーチン大統領と、「子どもの権利担当委員」であるマリア・リヴォワ=ベロワ氏に対する逮捕状を発行した。
ロシア側は、ウクライナの子供たちを再教育し、洗脳するための意図的な戦略を展開。ロシア国籍の取得と、ウクライナの伝統とのつながりを断つよう、子供たちに圧力をかけていると言われている。
ゼレンスキー大統領は声明で、「全てのウクライナの子供を故郷に帰すまで、私たちは決して諦めない。子供たち、祖国、そして自由世界全体の未来のために、この闘いに加わってくださった全ての方々に感謝します」と述べた。
ウクライナの国会議員で、人権問題担当のドミトロ・ルビネツ氏によれば、ロシアは、占領下のウクライナから拉致した数千人の子供たちの一部を、「再教育」のために北朝鮮に送還したという。(了)
出典元:Kyiv Post:Zelensky Says 2,000 Children Rescued From Russia(2/17)


























