カナダのKFCが仮想通貨でチキンを購入できる仕組みを導入
カナダで1月11日に、ファーストフードチェーンの「ケンタッキーフライドチキン」が、期間限定で仮想通貨による決済を行うと発表した。
価格は約1700円、BitPayと連動
その発表によれば、仮想通貨で購入できるメニューとは、オリジナルチキンがセットになったものだという。
名前はビットコインにちなみ「Bitcoin Bucket」。価格は20カナダドル(約1777円)になるそうだ。
ビットコイン・ウォレットを展開するBitPayと連動することで、支払いが可能になるとされている。
もっとも仮想通貨は常に価格が変動してしまう。そのため「ケンタッキーフライドチキン」では、常に「Bitcoin Bucket」の価格をフェイスブックに表示する取り組みも始めたという。
KFC Canada presents The #Bitcoin Bucket. Sure, we don’t know exactly what Bitcoins are, or how they work, but that shouldn’t come between you and some finger lickin’ good chicken. https://t.co/2OKuCHk5Hb pic.twitter.com/UwaduB8toi
— KFC Canada (@kfc_canada) January 11, 2018
デリバリー専用、期間限定
オリジナルチキン以外にも、チキンテンダーやワッフルフライなどを含めた10のメニューが仮想通貨で利用できるとか。
しかし注文できるのはカナダ国内のみ。しかもデリバリー専用となっているため、店に直接出向いて仮想通貨で購入することはできないという。
またこの決済方法は試験的に導入されたと言われており、限られた期間でしか利用できないそうだ。
Got Bitcoins, Canada? Invest in KFC chicken instead. The Bitcoin Bucket is real and it’s here: https://t.co/A80ALE9vB1 pic.twitter.com/PyLtsv8K6v
— KFC Canada (@kfc_canada) January 12, 2018
ビットコインによる決済が導入された背景には、近年の価格高騰があると考えられているが、実はすでにマイクロソフトやExpedia.com、 Overstock.com、さらに複数のファーストフード店も仮想通貨を導入しているという。
日本でもビッグカメラやメガネスーパーなどで利用できるようになったことや、昨年の10月から仮想通貨取引所が金融庁の監督下となり、さらなる法整備が進むなどしているため、今後さらなる普及が期待されている。(了)
出典元:FINANCIAL POST:The search for peak Bitcoin continues as KFC Canada briefly accepts currency (1/12)
出典元:METRO:KFC will now let you buy fried chicken using the cryptocurrency Bitcoin(1/12)
出典元:FINANCIAL POST:No joke: KFC Canada starts accepting Bitcoin for a bucket of chicken, immediately sells out(1/12)