エイリアンの顔にそっくり!NASAが撮影した火星のクレーターがユニーク
エイリアンの顔にそっくりなユニークなクレーターが以前、NASAによって撮影されたのをご存知だろうか。
2005年に公開されるも、再び注目を集める
NASAによれば、そのクレーターは火星の地形を調べていた「マーズ・グローバル・サーヴェイヤー」によって発見されたもので、探査機「バイキング1号」が1975年に着陸した地点からあまり離れていないという。
そしてクレーターの姿は、まるで大きな虫の目のような形をしており、エイリアンに似ていることから「Chryse Alien Head」と名付けられたそうだ。
もっともこの画像が公開されたのは、今から13年も前の2005年。当時も注目されたようだが、最近UFO研究家のScott C Waringさんが書いた記事のおかげで、再び話題を集めたとか。
Waringさんは「中央の顔に沿った溝は、滅多に見られないエイリアンのユニークな特徴を示しています」と語っている。
洪水や風などによる侵食で形成か
NASAによればこのクレーターは恐らく隕石の衝突で生まれたと考えられるが、目のような部分については遥か昔に火星で発生した洪水や、その後の風や水による侵食によって形作られた可能性があるという。
実際、以前火星のMaja谷からChryse低地の西部にかけて洪水が起きたと考えられおり、その結果このクレーターにも「Chryse」という名前が付けられたそうだ。
もっとも「Alien Head(エイリアンの頭)」という点については、NASAの研究者がジョークで名付けたと考えられているとか。
確かにこのクレーターは宇宙人の顔によく似ているが、それにしても本当に「エイリアン」の名前をつけてしまうとは、その研究者も意外とおちゃめなのかもしれない。(了)
出典元:METRO:Nasa spotted huge ‘Chryse Alien Head’ on Mars with ‘bug eyes’ formed during ancient flood(3/26)