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ロズウェルの近くにある天文台の職員が突然退避、さまざまな憶測が流れる

ロズウェルの近くにある天文台の職員が突然退避、さまざまな憶測が流れる
Sunspot Solar Observatory

アメリカにある天文台の職員が突如退避し、施設が急遽閉鎖されるというミステリアスな事態が起きた。

 

職員が施設から突然退避、FBIの姿も

 

その天文台とは、あのロズウェル空軍基地から約200km離れた、ニューメキシコ州Sunspotという街にある「国立太陽天文台」とされている。

 

地元のOtero郡保安官事務所のBenny House氏によれば、9月6日の午前10時頃、「国立太陽天文台」の職員から電話がかかってきて、現場に急行して欲しいと要請されたという。

 

保安官らは職員が施設から退避するまで、数時間も現場に立ち続けるが、どんな安全上の問題があったのか秘密にされたそうだ。

 

House氏はABC Newsのインタビューにおいて当時現場にはFBIもいたと話し、さらに次のように述べている。

 

「彼ら(職員)は、何が起きたのかについて口を固く閉ざしており、誰もどんな危険があったのか、私たちに話しませんでした」

 

声明で「安全上の問題」を認める

 

この天文台を運営しているAURA(Association of Universities for Research in Astronomy)は、その後声明を発表。施設に安全上の問題があったと認め、次のように語った。

 

「AURAはニューメキシコのSacramento Peakにある国立太陽天文台施設において、安全上の問題について対処し続けています。そして予防措置として一時的に施設から職員を退避させることを決断しました」

 

またAURAのShari Lifson氏は、現在捜査当局と共にこの問題について調査を進めていると語ったが、それ以上の情報については言及していない。

 

さらに不思議なことに、施設のそばにある郵便局の職員も当時、退避を命じられていたが、アメリカ合衆国郵便公社の担当者は「誰が退避を指示したのか、分からない」と語っているとか。

 

現在、「国立太陽天文台」は閉鎖されているが、このような謎に満ちた退避行動やロズウェルの近くにあることから、地元では国家陰謀説やエイリアン説、外国スパイ説などさまざまな憶測が流れているという。

 

一体、内部で何が起きたのか、気になるところだ。(了)

 

 

出典元:ABC News:Mystery surrounds solar observatory evacuated near Roswell, New Mexico(9/13)

出典元:INDEPENDENT:Space observatory at centre of alien conspiracy asks for ‘patience’ after evacuation by the FBI(9/14)

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