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原子力潜水艦の極秘情報をピーナッツバターのパンに隠してリーク、米海軍のエンジニアを逮捕

原子力潜水艦の極秘情報をピーナッツバターのパンに隠してリーク、米海軍のエンジニアを逮捕
flickr_Defence Imagery

アメリカ海軍のエンジニアとその妻が、原子力潜水艦に関わる極秘情報を他国に売り渡そうとしていたことが明らかとなり、逮捕された。

 

データをサンドイッチに隠して渡す

 

アメリカの司法省の発表によれば、Jonathan Toebbe被告(42)と妻のDiana被告(45)は10月9日、ウェスト・バージニア州で逮捕されたという。

 

彼らは原子力潜水艦の設計データを、ピーナッツバターのサンドイッチに隠して、他国を代表すると思われる人物に売り渡そうとしたそうだ。

 

しかし彼らが他国の人間と思っていた人物は、実はFBIの捜査官だった。

 

2020年4月にデータを送る

 

Jonathan被告はアメリカ海軍省で核推進プログラムに関する仕事に携わっており、国家安全保障の権限を持っていたという。

 

そして同被告は2020年4月に、公開が制限されているデータと、秘密の関係を結ぶよう示唆したメッセージを小包に入れて、外国の政府関係者に送っていたそうだ。

 

その後、Jonathan被告は1人の個人に向け、暗号化されたEメールを書き始めることに。被告はその個人が外国の政府関係者と考えていたようだが、実はそれがFBIのエージェントだった。

 

仮想通貨10万ドルで情報と交換

 

それから数カ月後、Jonathan被告ら夫婦は極秘の情報と、仮想通貨で10万ドル(約1100万円)とを交換する取引を成立させた。

 

そして今年の6月、Jonathan被告と妻はウェスト・バージニア州に旅行し、ピーナッツバターのサンドイッチに隠したSDカードを所定の場所に置いたという。

 

FBIの捜査官は、そのSDカードを回収。代金を送り、SDカードにアクセスするためのキーを受け取ったという。そして分析した結果、そこには潜水艦の原子炉に関連するデータが入っていたそうだ。

 

またJonathan被告らは8月にも2回目の「デッドドロップ」(秘密の場所を使って物品や情報を引き渡す方法)を行い、今度はチューインガムの包みの中に秘密のデータ隠した。

 

そしてFBI捜査官は、10月9日にJonathan被告らが3回目の「デッドドロップ」を行った際に夫妻を逮捕した。

 

現在、2人の被告は原子力エネルギー法に基づき起訴され、10月12日に連邦裁判所に出廷する予定だという。(了)

 

出典元:BBC:US couple accused of selling nuclear submarine secrets(10/10)

出典元:DW:US: Nuclear engineer and wife charged with trying to sell secrets(10/10)

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