カナダで“柴犬画家”が話題に、インスタフォロワー数は2万人に迫る勢い!
カナダで絵の具を用いて絵を描く“柴犬画家”が話題となっている。
飼い主に絵を描くことを教わる
絵を描くことで話題となっているのは、カナダ西部に位置するアルバータ州に暮らす5歳のオスの柴犬、Hunter。
彼の飼い主はKenny Auさんとその妻Denise Loさんの夫妻だ。
Kennyさんらは一昨年、Hunterに絵を描くことを教えるというアイデアを思い付く。
飼い犬に絵を描くことを教えるとはなんとも斬新であるが、このアイデアを思い付いた理由についてKennyさんは、“自宅に広々とした壁があり、そこに作品を飾りたかった”と説明。
さらに“私たちは複数の異なる作品を飾ってみましたが、いずれにも決めることが出来ませんでした”とする一方、“Hunterは私たちの生活にとって大きな存在であるため、もし彼が私たちのために作品を手掛けるのであれば、それがふさわしいのではと考えました”と語る。
絵描きの勉強は筆を持つところから!
しかし犬に絵を描くことを教えるという前代未聞のアイデアを、Kennyさん夫妻はどのように実現させたのだろうか。
Kennyさんによると、夫妻はまず筆を持つところからHunterに教えたという。
その後、筆でどのように紙に触れ、絵を描けばよいのかというプロセスをHunterに教えたところ、夫妻は“非常に驚くべき”結果となった、としている。
さらに夫妻がこのアイデアを思い付いてから僅か1ヶ月後には、Hunterは処女作を完成させたという。
Hunterの作風は?
気になるのはHunterが手掛ける作品の作風だ。
Hunterが描くのはいずれも抽象的な作品で、“現代アート”にカテゴライズされるもの。
またKennyさん夫妻はHunterの足の型をスタンプにしたものをも制作しており、サインの代わりとして作品にこのスタンプを押すこともあるという。
絵を描くことが大好き!
一方、絵を描くという行為はHunter自身も好きで行なっているようだ。
“初めて絵を描くことを覚えた際には、Hunterはそれを一日中やっていたがりました”とKennyさんは言う。
またHunterは“仕事を持つことが好きなようです”とも語っている。
確かに筆を持つHunterの表情は楽しそうに見え、なんだか微笑ましい。
インスタのフォロワー数は1万7000人!
さらに“画家”としてのHunterの活動は広がりつつある。
Hunterが複数もの作品を完成させた後、Kennyさん夫妻はHunterのインスタグラムページを作成。
Hunter自身の写真と共に彼が手掛けた作品の写真を掲載したページには、今や1万7000人ものフォロワーがいる。
さらにKennyさん夫妻はHunterの作品をインターネット上で販売。
38ドル程度(約5500円)で販売されている作品は制作が追いつかないほど人気が高いといい、2017年のショップ開設以来既に200近くの作品が販売されている。
またサイト上にはHunterの作品を購入した人からも、“現代アート”としての高い完成度を称賛する数多くの声が寄せられている。
絵の具を用いて絵画を制作する柴犬Hunter。“柴犬画家”としての彼の今後の活躍を見守っていきたいところだ。(了)
出典:Boredpanda:Owners Teach Their Shiba Inu To Paint, Sell Paintings Worth ~$5000
出典:NextShark:Shiba Inu Learns to Paint, Sells His Creations Online(2018/12/31)