「俺を撃ってくれ!」NYの警察署にナイフを持った男が侵入【動画】
アメリカのニューヨーク市にある警察署に突然、長いナイフを持った男が現れ、その映像が公開された。
ナイフを持って立ち尽くす
その事件が起きたのは7月28日の午前8時30分過ぎ(現地時間)、場所はブルックリンのイーストニューヨークにある警察署とされている。
映像には突然、警察書のドアからナイフを持った男が入ってきて、立ち尽くす様子が映っている。目の前にいた1人の警察官は、誰かを呼びに行ったのか、やがてその場から消えてしまう。
やがて画面には2人の警察官が登場。男が静かにしていたため最初は気づかず、その後ナイフを持っていることを知り、拳銃を構えた。
しかし男はナイフを捨てる様子を見せない。そのためもう1人の警察官がテーザー銃を構えて発射。男はすぐに動けなくなり、その場に倒れ、やがて警察官に取り押さえられた。
Cops face split second, life & death decisions every day. When an emotionally disturbed man holding a long knife walked into the @NYPD75Pct — and asked to be shot — these cops reacted quickly. Though prepared for the worst, they delivered a safe outcome for everyone. Well done! pic.twitter.com/XgzwLih1UO
— Chief Terence Monahan (@NYPDChiefofDept) July 28, 2019
「自分を撃って欲しい」
NY警察は7月28日に、この映像をツイッターに投稿。「警察官たちは毎日、生と死を分ける瞬間に直面している」とツイートした。
またNY警察によればこの男は26歳で、双極性障害(躁鬱病)を患っていたという。
さらに当時男は取り乱しており、警察官に向かって「自分を撃って欲しい」と求めていたと伝えている。
まさか警察署に「自分を撃って欲しい」という男が現れるとは、警察官もびっくりしたにちがいない。(了)
出典元:NYPost:Knife-wielding man walks into NYPD precinct begging to die(7/28)
出典元:PIX11:Man tased after pulling out knife in a Brooklyn precinct: police union(7/28)