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最近、SNSで拡散されている動画がある。レディー・ガガが、「地獄へ落ちろ」と言ってきたアンチの女性にキスをして、「あんたも一緒にね」と返したというものだ。ガガらしいカッコいい対応だが、その真相は何なのだろうか。

拡散されている動画

まずは拡散されている動画を見てみよう。

 

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Michal Blank 🗽(@mickmicknyc)がシェアした投稿

他にも、別のアングルから撮影された複数の動画が拡散されている。動画ではわからないが、階段を上る途中のレディー・ガガに、教会に行くような服装をした女性が「地獄へ落ちろ」と声をかける。その言葉を聞いたガガは振り返り、女性にキスをして「あんたも一緒にね」と言った様子が収められている映像だ。

実は映画の撮影

ガガの後ろに大きな機材を抱えた男性が写っていたり、動画の後半に右上に機材が写り込んでいたりすることからもわかるように、これは映画の撮影中の様子を映した動画だ。

映画は2024年に公開予定の「JOKER 2: Folie à Deux」。レディー・ガガはハーレイ・クインを演じている。

現実でも同様の体験が

残念なことに、レディー・ガガは現実でも同様の体験をしている。2011年4月6日にレディー・ガガの公式YouTubeで公開された動画によると、彼女のコンサート会場の外にキリスト教原理主義者たちが集結。彼らが手にしていたボードには、「Trust in God or end in Hell（神を信じろ、さもないと地獄行きだ）」と書かれたという。

この時、ガガは自分から参加者に話しかけている。やり取りの中で「地獄免除カード」を渡してきた参加者は、「いつか起こることだよ、ダーリン」と声をかけた。それに対して彼女は、「彼らは門を開けておいた方がいいね」と返している。

さらに、自身が18年間（小学校から大学まで）もカトリック系の学校に通ったクリスチャンであることを説明したが、参加者は納得しなかった。

今回は映画の撮影ということだが、レディー・ガガだけではなく誰に対しても、もう2度とこんな言葉が投げられないことを願うばかりだ。（了）