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ジョー・バイデン氏が大統領へ、就任式での見どころ

ジョー・バイデン氏が大統領へ、就任式での見どころ
Twitter/Biden Inaugural Committee

1月20日(現地時間)、アメリカでジョー・バイデン氏が第46代大統領に就任した。

 

歴代大統領も参列

 

就任式は首都のワシントンD.C.にある連邦議会議事堂前で行われ、ジョー・バイデン氏が聖書に手を置き、宣誓をして正式に第46代大統領となった。

 

 

トランプ氏はこの式典に出席していなかったが、ペンス前副大統領や歴代の大統領夫妻などが参列したという。

 

その後、バイデン大統領は就任演説で次のように語った。

 

「民主主義が勝利した。分断は深く現実のものだが、国民の結束に全身全霊を尽くす。(略)共和と民主、地方と都市、保守とリベラルという無意味な争いをやめなければならない。相手に心を開けばできるはずだ。私はすべての国民の大統領になると誓う。私を支持してくれた人だけでなく、支持しなかった人のためにも同じように懸命に闘う」

 

大統領らを警護した警察官も話題に

 

就任式では歌手のレディー・ガガさんが、国歌を独唱。素晴らしい歌唱力で、参列者たちを魅了したそうだ。

 

 

また就任式が行われる前、ジョー・バイデン氏やカマラ・ハリス氏を警護する人物の中に、ある警官がいることも話題となった。

 

 

その警官とはEugene Goodmanさん(茶色のコートの男性)。彼は1月6日に連邦議会襲撃事件が起きた際、暴徒たちを別のルートに誘導し、ペンス副大統領や議員たちを守った人物とされている。

 

史上最年少で詩を読み上げた女性に注目

 

大統領就任式では毎回、詩が朗読されるが、今回は史上最年少の女性、Amanda Gorman

さん(22)が選ばれた。彼女は次のように語ったという。

 

「私たちは今まで、国を共有しようとするのではなく、国を粉砕しようとする力を見てきました。もしそれが民主主義の歩みを遅らせるのなら、私たちの国が破壊されてしまいます。そしてこの試み(努力)は、危うく成功しそうでした(成功しませんでした)。民主主義の歩みはしばしば遅れがちですが、それは決して永久に打ち負かされることはありません」

 

 

※全体の日本語訳は「HUFFPOST」が詳しく伝えている。

 

グレタさんのツイートも話題に

 

トランプ氏は就任式が始まる前にホワイトハウスを後にしたが、去りゆく彼に対して環境活動家のグレタ・トゥーンベリさんが行ったツイートも話題となった。

 

彼女は以前、トランプ氏に「明るく素晴らしい未来を楽しみにしているとても幸せな少女のようだ」と言われたことを真似て、皮肉を込め、次のようにツイートした。

 

「明るく素晴らしい未来を楽しみにしているとても幸せなお年寄りのようだ」(了)

 

 

出典元:BBC:Amanda Gorman: Inauguration poet calls for ‘unity and togetherness’(1/20)

出典元:METRO:Hero Capitol riots cop gets to escort Kamala Harris to her inauguration(1/20)

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