猛毒のヘビを喰らうカエル、何度も咬まれるも死なずに丸飲み
オーストラリアで毒を持ったヘビが、大きなカエルに飲み込まれている場面が目撃され、その写真が投稿されている。
大きな「イエアメガエル」
この様子を撮影したのは、害虫駆除の会社「Snake Take Away and Chapel Pest Control」のオーナーであるJamie Chapelさんだ。
彼は2月4日、クイーンズランド州の街、Townsvilleの住民から、裏庭に猛毒のヘビがいるので駆除してほしいと連絡を受けたという。
しかもその家に向かう途中、再び住民の女性から電話があり、カエルがヘビを食べたと知らされたそうだ。
実際、Chapelさんが現場に到着すると、そこには「イエアメガエル(Litoria caerulea)」と呼ばれるカエルがおり、「タイパン( Coastal Taipan)」という猛毒のヘビに咬まれながらも、体のほとんどを飲み込んでいた。
カエルを持ち帰る
Chapelさんはその時、カエルがヘビに咬まれて死ぬかどうか分からなかったが、再びヘビを女性宅の裏庭に放したくないと思い、そのままカエルと一緒に持ち帰ったという。
カエルはその日の晩も生きており、もしこのまま生き続ければ、Chapelさんは自然に返すつもりだと語っている。
「イエアメガエル」はどんなものでも食べると言われ、「タイパン」はTownsvilleの街ではあまり目撃されていないそうだ。
「別のヘビも食べていたよ」
Chapelさんはその後、このカエルの写真をフェイスブックページに投稿。すると1700人以上にシェアされ、次のようなコメントも寄せられたという。
「何年も前、私はインコが立てる音で目を覚ましたんです。そしてケージに行ってみると、大きな緑のカエルが床に座っており、羽ごと鳥を飲み込んでいたんです。彼らは何でも食べる」
「僕も、約4年前に撮影した写真を持っているよ。そこではイエアメガエルがブラウン・スネークを食べていたよ」
天敵であるはずのヘビを飲み込んでしまうとは、恐るべきカエルと言えるだろう。(了)
出典元:MailOnline:Brave green tree frog is spotted EATING a deadly Coastal Taipan snake – one of the most venomous serpents in the world(2/5)
出典元:7NEWS:Queensland snake catcher finds green tree frog devouring deadly coastal taipan(2/5)