帰宅したら飾ったクリスマスツリーにコアラが抱きついていた【オーストラリア】
外出先から帰ると、綺麗に飾りつけたクリスマスツリーにコアラが抱きついていた——こんなオーストラリアならではの微笑ましい出来事が、海外メディアで報じられている。
リビングに飾ったイミテーションツリーにコアラが
オーストラリア・アデレード市のMcCormickさん一家は、12月2日の昼、数時間外出して帰宅した。すると、リビングルームに飾ったクリスマスツリーに、コアラがひっしと掴まっていたという。
奥さんのAmandaさんは、キラキラ光るオーナメントやモールの中にコアラが混じっているのを見て、「とても驚いた」そうだ。メディアの取材を受け、こう話している。
家に帰ると、飼い犬が真っ先にツリーに走って行きました。私も行って見ると、飾りつけたものが床にたくさん落ちていました。
犬はツリーの上の方に興味を示していたので、私も顔を上げると、すぐ目の前にその可愛らしいコアラがいたんです。
普段外出する時は家じゅうの鍵を閉めるが、この時は娘さんが犬用の扉を開けたままにしておいたらしい。娘のTaylahさん(16才)は、コアラの様子についてこう言っている。
ツリーはイミテーションで、しかも古いものなんですが、それでもコアラは葉っぱを食べようとしていました。プラスチックだとわかるまで、いくつかの葉をモグモグと噛んでいました。
コアラの性格は以外に獰猛で、下手に手を出すと噛みつかれたり、引っ掻かれたりする。それを知っていたAmandaさんは、動物保護団体に捕獲してもらうことにした。
担当者に嘘だと思われ
彼女が連絡したのは「1300 KOALAZ」というコアラ専門の保護団体。電話で状況を説明すると、最初は「信じてもらえず、イタズラ電話だと思われた」そう。
だが、最終的には捕獲班が家に来て、抵抗するコアラを上手く保護した。「1300 KOALAZ」は写真をFacebookにアップし、こんなユーモラスなコメントを付けている。
コアラがAmanda McCormickさんの家に迷い込み、クリスマスツリーの妖精になろうと決めた。Amandaさんはそうと思えず、我々に電話で助けを求めた。
(了)
出典元:Metro:Family return home to find koala clinging to their Christmas tree(12/3)
出典元:abc News:Adelaide family returns home to find koala perched on Christmas tree in lounge room(12/3)