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印の旅客機で乗客が耳や鼻から血を流す事態に、原因は気圧スイッチの入れ忘れ

印の旅客機で乗客が耳や鼻から血を流す事態に、原因は気圧スイッチの入れ忘れ
Twitter/DarshakHathi

インドの旅客機の機内で、離陸後に乗客が耳や鼻から血を流す事態となり、問題視されている。

 

166名のうち30名以上が血を流す

 

その旅客機とはムンバイからJaipurへ向かっていた、Jet Airwaysの9W697便。

 

先週の木曜日、この機内では離陸してまもなく、気圧が急激に変化。天井からは酸素マスクが降りてきたという。

 

そして166名の乗客のうち、30名以上が鼻や耳から血を流したり、ひどい頭痛に襲われたりしたそうだ。

 

「乗客の安全性は無視された」

 

この原因は、パイロットが機内の気圧を維持する装置のスイッチを入れ忘れたこと。

 

当時の様子はツイッターにも投稿され、またインドのメディア「Hindustan Times」によって取り上げられた。

 

 

ある乗客は「パニックの状況だった」とコメント。さらに他の乗客も「私を含む多くの乗客が鼻から血を流していた。助けてくれるスタッフもおらず、酸素マスクをつけるよう指示するアナウンスもなかった。乗客の安全性は完全に無視された」と述べている。

 

その後、機体は再びムンバイのChhatrapati Shivaji国際空港へ引き返し、着陸。そこで多くの乗客が手当を受けたという。

 

民間航空総局のLarit Gupta氏もHindustan Timesの取材に対し、今回の事件の原因ついて、旅客機のクルーが機内の気圧を維持するスイッチを入れ忘れことを認めているそうだ。(了)

 

 

出典元:NYPost:Passengers bled from noses, ears after pilot ‘forgot’ to turn on cabin pressure(9/20)

出典元:Hindustan Times:Flyers bled as Jet Airways pilots forgot to maintain cabin pressure, crew grounded(9/20)

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