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イタリアの山でロープウェーが落下、ゴンドラに乗っていた14名が死亡

イタリアの山でロープウェーが落下、ゴンドラに乗っていた14名が死亡
Twitter/Vigili del Fuoco

イタリア北部の山で、ロープウェーが落下し、14名の死亡が確認された。

 

リゾート地と山頂を結ぶロープウェー

 

その事故が起きたのは5月23日午後12時30分頃(現地時間)、場所はイタリア北部のピエモンテ州にあるMottarone山とされている。

 

その山には、 リゾート地のStresaとをつなぐロープウェーがかけられていたのだが、山頂の手前、300m付近でゴンドラが約20m下へ落下。その後、山の斜面を転がり落ち、木に衝突し、止まったという。

 

ゴンドラは定員が38名(40人との報道も)で、当時は15名が乗っていたが、そのうち14名が死亡した。大人たちは全員その場で死亡が確認され、5歳と9歳の2人の子供が救助された後に、病院へ運ばれたが、その後9歳の子供が亡くなった。

 

2016年に改修作業が完了していた

 

ゴンドラは原型をとどめておらず、森の中に落ちたことから、救出作業は難航したという。

 

このロープウェーは1970年に作られ、2014年から2016年には改修作業が行われており、新型コロナの影響で、最近になって営業を再開したばかりだった。

 

ケーブルが切断したのか、などまだ事故の原因は分かっておらず、調査が進められている。

 

イタリアのMario Draghi首相は、ケガをした子供やその家族に思いをはせると同時に、今回犠牲になった人の遺族に対してお悔やみの言葉を述べた。

 

Mottarone山は標高1491mで、Maggiore湖を望む、美しい風景が楽しめ、観光客にも人気の場所とされている。(了)

 

 

出典元:METRO:Fourteen dead and one child injured as mountain cable car plunges to ground(5/23)

出典元:People:At Least 14 Dead, Including 1 Child, After Cable Car Plunges to the Ground in Northern Italy(5/23)

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