「お前たちは大砲のエサだ!」言われたロシアの召集兵、上官の顔を殴る
ロシアで最近召集された兵士が、上官の言葉に激怒し、殴りかかったという証言が出ている。
怒った新兵が上官を殴る
召集された人の兄弟は、ロシア軍の中佐(または将校)が新兵に対して、暴言を吐いたとするメッセージを受け取ったという。
その中佐は新兵の間を歩きながら、「お前らは大砲のエサだ。虐殺されに行くんだ」と言ったそうだ。
言われた新兵の1人は激怒。その中佐に殴りかかり、喧嘩となり、将校の顔がつぶれたそうだ。
その出来事が起きたのは、ペンザ州にあるスポーツセンター「Rubin Palace of Sport 」とされ、ここには1080人の召集兵を収容する、仮設の収容施設が作られているという。
またその動画は「AFU StratKom 」のテレグラムチャンネルにも、投稿されているそうだ。
「タンポンを用意せよ」
またSNSには、ロシアの上官が新兵に対して、タンポンを用意するよう命じる動画も投稿されている。
動画では新兵に対しで女性の上官が、軍は「制服と防護具」しか支給しないので、寝袋や重要な医薬品は自分で手配する必要がある、と説明している。
また上官は、新兵に対して「妻や娘、母親にナプキンを買ってきてもらうように。最も安いナプキンと 最も安いタンポンだ」とし、次のように理由を説明したという。
「タンポンは何に使うか知っていますか?弾丸の傷に貼り付けるんだ。(血を吸って)タンポンが膨らみ始め、傷口をふさぐ。 チェチェン戦争の時から知っている」
Unbelievable video. Russian officer telling newly mobilized men they will need to source their own sleeping bags, med packs. Tells them to go buy tampons from pharmacies to use as bandages.
“The only thing the army gives you in uniforms, armor. That’s it.”pic.twitter.com/zwttL586zu— Patrick Reevell (@Reevellp) September 27, 2022
クリミアでは高齢の男性まで動員
またロシアが占領しているクリミア半島でも動員が行われたようだが、そこには意外な人々が招集されていたという。
クリミアのセヴァストポリで撮影された写真には、50代から60代と思われる、体力に疑問のある男性たちが、前線に向かう準備をしながら武器を握りしめている姿が写っていた。
Mobilized reservists in occupied #Sevastopol, #Crimea. pic.twitter.com/qmuWYzF4qq
— NEXTA (@nexta_tv) September 28, 2022
ロシアの動員令では、兵役の経験がある予備役が招集されると言われていたが、軍隊経験のない人々を無作為に集めており、政府の高官も動員の手続きに間違いがあったことを認めているという。下は、動員で息子を取られた家族の動画。(了)
A relative of one of the mobilized did not hold back her emotions. pic.twitter.com/wNekDIatuq
— NEXTA (@nexta_tv) September 28, 2022
出展元:METRO:Russian conscripts beat up their officer after he tells them ‘you are all cannon fodder’(9/30)
出展元:LBC:Russian conscripts told to ‘stick tampons in bullet wounds’ and bring car first aid kits to the battlefield(9/27)
出展元:METRO:Mad Vlad’s Dad’s Army lines up for action after being forced to fight(9/29)
出典元:NYpost:High-ranking Russian officer beaten up after calling conscripts ‘cannon fodder’(9/30)