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ウクライナ軍が東部のリマンを奪還、チェチェンの指導者は「小型核兵器を使用すべき」

ウクライナ軍が東部のリマンを奪還、チェチェンの指導者は「小型核兵器を使用すべき」
Twitter/Defense of Ukraine

ウクライナ軍が、ドネツク州の町、リマンを奪還した。ロシア軍は部隊がその町から撤退したことを明らかにした。

 

「包囲される危険性があるため」

 

ロシア国防省は10月1日、ウクライナ東部ドネツク州の町、リマンから部隊が移動したとテレグラムで明らかにした。

 

ロシア国防省は、ウクライナ軍によって部隊が包囲される危険性があるため、より有利な戦線に移動したと述べている。

 

このエリアにはロシア軍の部隊、約5000から5500人の兵士がいたという。しかしすでに先日から、ウクライナ軍がリマンを包囲しているとの情報が流れていた。

 

町の入口でウクライナの国旗を掲揚

 

SNSにも、ウクライナ兵が町の入口標識の前で国旗を掲げる姿が投稿されている。

 

 

ウクライナ東部軍の報道官であるSerhii Cherevatyi氏は以前、次のように述べていた。

 

「リマンは、ウクライナのドンバスの解放に向けた次のステップであるため、重要である。(ルハンシク州の)クレミンナやセベロドネツクへさらに前進する機会であり、心理的にも非常に重要である」

 

ロシアは9月30日に、ドネツク州などの4つの州を併合したと宣言したばかりだが、その翌日に重要なドネツク州の拠点を奪われた形となった。

 

小型核兵器を使用すべき

 

一方、ロシア軍に協力しているチェチェン共和国の指導者であるラムザン・カディロフ氏は、戦場での新たな大敗を受け、ロシア政府がウクライナで低出力の小型核兵器の使用を検討すべきであると述べたという。

 

カディロフ氏はテレグラムのメッセージで、ロシアがウクライナ東部の拠点であるリマンを失ったことを取り上げ、次のように投稿しているそうだ。

 

「私の個人的な意見では、国境地帯での戒厳令の発令や低出力の小型核兵器の使用に至るまで、より思い切った措置を取るべきだ」(了)

 

出典元:The Guardian:Russia-Ukraine war: Russians flee Lyman as Ukrainian troops retake city a day after Putin’s illegal annexation – as it happened(10/1)

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