Twitter/MBTA Transit Police

アメリカで、通報を受けた警察が容疑者を追跡していたところ、単なるコスプレイヤーだったことが明らかになった。

「ボバ・フェット」の格好をした人物を発見

マサチューセッツ州ボストンの交通警察「MBTAトランジットポリス」は4月7日、駅のホームの一角に、長い銃を持った人がいるとの通報を受け、バックベイ駅に急行したという。

そこで警察は、映画『スターウォーズ』に登場する賞金稼ぎ「ボバ・フェット」の格好をしたコスプレイヤーを発見した。

そのコスプレイヤーは、暗い色のヘルメットと黒い非透明のバイザーをしていたが、手にしていた銃はレプリカだと判明し、安全が確認されたそうだ。

4/7 6PM Multiple TPD units responded to #MBTA Back Bay for report of a person armed w/a long rifle. Officers located a person in character as “Boba Fett” w/a replica firearm. Officers conversed with the individual & the scene was safe. pic.twitter.com/GEdb9AHFdl

— MBTA Transit Police (@MBTATransitPD) April 8, 2023

近くで開催されたイベントに参加

このコスプレイヤーは、毎年開催される「Anime Boston convention」に参加していたと考えられている。

このイベントには毎年数千人が参加し、多くの人がお気に入りのSF、ファンタジー、アニメのキャラクターに扮するという。

イベントの会場も、バックベイ駅から1マイル（約1.6km）も離れていなかったそうだ。

警察はその後、「ボバ・フェット」の人物の写真をツイッターに投稿。それを見た人からは、

「ボバ・フェットが安全だとする警察の調査に、ハン・ソロは同意しないと思うよ」

「どの警察官にも懸賞金がかかっていなくて良かった。神に感謝」

「私と友人は、その電車でマキマ（チェンソーマン）の恰好をしていたよ」

といったコメントが寄せられた。（了）

出典元：METRO：‘Gunman’ hunted by police was just someone dressed as Star Wars character(4/9)