コロンビア空軍の軍用機が訓練中、空中で衝突、将校が死亡【動画】
コロンビアで、空軍機が訓練中に衝突し、その瞬間が撮影された。
パレードに向けて訓練を行っていた
その事故が起きたのは7月1日、場所は首都・ボゴタ近郊の町、Villavicencioにある「Captain Luis Francisco Gómez Niño空軍基地」だ。
この基地では毎年、「ボゴタ独立パレード」が行われており、当時はパレードに向けて、コロンビア空軍が訓練を行っていたという。
その時、2機の軍用機が、飛行中に衝突。18年のベテラン・パイロットである、マリオ・アンドレス・エスピノサ中佐の機体が炎上し、その後、地上に落下した。その時の様子がこちら。
In #Colombia, two military aircraft collided during a training flight. Both pilots ejected.
Air Force Colonel Mario Andres Espinosa Gonzalez, who was flying one of the aircraft, died. The co-pilot was not seriously injured. pic.twitter.com/pverCcYbvi
— NEXTA (@nexta_tv) July 2, 2023
もう1人のパイロットは無事
これにより、エスピノサ中佐は死亡。もう1機のパイロットは緊急着陸に成功したが、負傷の程度は明らかになっていない。
ただ軍関係者は翌日の7月2日、そのパイロットが医療観察下にあり、健康状態は「安定」していると明らかにした。
またコロンビア空軍は声明で、「亡くなられたパイロット、マリオ・アンドレス・エスピノサ・ゴンサレス中佐のご遺族、そして所属する各隊員に哀悼の意を表し、連帯の意を表します」と述べたという。
Expresamos nuestras condolencias y solidaridad a la familia del piloto fallecido, el Teniente Coronel Mario Andrés Espinosa González (QEPD) y a cada uno de los hombres y mujeres de la Institución.
“Los pilotos no mueren, solo vuelan más alto” pic.twitter.com/OMQTUZhTS7
— Fuerza Aérea Colombiana (@FuerzaAereaCol) July 2, 2023
事故原因については、まだよくわかっておらず、現在も軍が調査を行っているそうだ。(了)
出典元:MailOnline:Horror moment two Colombian Air Force planes crash during a training exercise leaving one pilot dead: Second pilot miraculously survives(7/3)