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友達を作りたいと思ったアメリカの少年が、近所の家を訪ね、その時の動画が注目を集めている。

近所の家を直接訪ね、友達を探す

その少年とは、テキサス州で暮らすシェイデン・ウォーカー君だ。

彼は先日、近所に住むブレナン・レイさんと、アンヘル・ハマースミスさんの家を訪れたという。

レイさんがドアホンに出て「どうした？」と尋ねると、シェイデン君は「Hi、11歳か、12歳の子供を知らないかと思ったんだ。というのも友達が欲しい（必要な）んだ」と答えたという。

レイさんが、道沿いの家を教え、「そこに、2人の子供が住んでいるのを知っているよ」と告げると、シェイデン君は「うーん、その子たちはもう友達じゃないんだ。彼らは僕をいじめるんだ」と答えたそうだ。

それからシェイデン君は思い切って、レイさんに子供がいるかどうか尋ねることに。しかしレイさんには2歳になる娘しかいなかった。

その代わり、レイさんはシェイデン君に「君を町で見かけたら、いつでもHiと声をかけるよ」と約束。するとシェイデン君も喜んだらしく、「OK、よい一日を！」と言い、去っていったという。その様子がこちら。

@brennanray Its takes 2 seconds to make someones day, you never know what people are going through until you get a chance to talk to them. This young man is well mannered, kind, and brave. So tiktok can we help shayden make some friends???#fyp #bekind #nobullying #love #kindness #letschangetheworld ♬ original sound – Brennan Ray

動画は6600万回再生

この動画は、レイさんが7月5日にTikTokに投稿したのだが、その後6600万回以上再生され、世界中のユーザーから「早く本当の友達を見つけてほしい」、「生まれてこのかた、こんなに子供を抱きしめたくなったことはない」といったコメントが寄せられたという。

さらにレイさんとアンヘルさんは、シェイデン君のために寄付サイト「GoFundMe」にページを開設。すると瞬く間に支援が集まったそうだ。

結局、シェイデン君の母親が7月7日に寄付の中止を申し出るまで、少年とその家族のために3万7000ドル（約530万円）以上も寄付が集まったという。

その後、シェイデン君の義父は、彼が先週までとは「まったく違う子供」になったと語っており、シェイデン君自身も喜んでいるそうだ。

このページを見たあるユーザーは、次のように語っている。

「シェイデン君は強い子だ。いじめられたり、バカにされたりするのに値する人なんていない。家に閉じこもっていないで、自分から外に出て積極的に友達を探しているなんて、信じられないほど勇敢だ」（了）

出典元：MailOnline：‘I need some friends. Like, really bad’: Neighbors raise almost $40K for bullied boy who knocked on their door looking for friends in heartbreaking video(7/9)