イタリアにテニスボール大の雹が降り注ぎ、100人以上が負傷
イタリアで先日、大きな雹が降って来て、数多くの人々が負傷したという。
直径が10cmを越えるものも
雹が降ったのは7月19日、場所はイタリア北東部のヴェネト州の町とされている。
降り注いだ雹は、テニスボール大で、中には直径が10cmを越えるものもあったという。
このため雹や割れたガラス、落下物によって、少なくとも110人が負傷したそうだ。SNSにも大きな雹が、地面に落下し、高く弾む様子が映っている。
Mamma Mia 🤪#Treviso📹 Elena Canaia / Meteo Veneto 🇮🇹 19-07-23 pic.twitter.com/sUJgipM17a
— Johanns (Alpen)weer (@Alpenweerman) July 20, 2023
他の水滴と衝突して成長
この時、激しい風も吹いており、雹によって木なども爪楊枝のように折れ曲がり、また屋根の板などが引きちぎられたという。
そもそも雹は、雨粒が雷雨の上昇気流によって上空に運ばれ、大気の極寒地帯で凍結することで形成されるそうだ。
また雹は、凍結した雨粒が落下する際、他の水滴と衝突して成長すると言われている。
アメリカ海洋大気庁によると、不確実性はあるものの、10cm以上の雹は時速44〜72マイル(時速70km~115km)で降ると予想され、時速100マイル(時速160km)以上で落下することもあり得るという。(了)
出典元:METRO:Hail the size of tennis balls injures 110 people in freak storm in northern Italy(7/20)