皮膚の吸引力で、顔に11個の缶を貼りつけた日本人男性がギネス世界記録に
東京在住の菅野俊一さん(31才)が、ギネス世界記録の「空気吸引で缶を頭につけた最多数(Most drinks cans placed on the head using air suction)」のタイトルを奪い返し、世界一に返り咲いた。
顔に11個の缶をくっつける
菅野さんは、糊などを一切使わずに顔に11個の缶を貼り付け、アメリカのJamie Keetonさんが2022年に打ち立てた10個という記録を破った。
2019年に9個の缶を貼り付けた菅野さんは、今回のタイトル奪還のために、こめかみにも缶を貼り付けられるよう練習したそう。
このギネス記録が認定されるには、缶底と皮膚の間に捕らわれた空気と、外気が生み出す気圧の差によって、缶が5秒間以上皮膚の上に留まっていなければならない。
New record: The most drink cans placed on the head using air suction – 11 by Shunichi Kanno (Japan) 🇯🇵
His nickname is canhead for a reason 😂 pic.twitter.com/VQutFtkawd
— Guinness World Records (@GWR) August 1, 2023
缶をくっつけるコツについて、菅野さんはこう言う。
「例えば、おでこだったら、おでこにシワを寄せた状態で缶をくっつけるんです。で、(缶を)強く押しながらシワを伸ばすと、(缶の)底とおでこの皮膚の間の空気圧が低くなって、吸盤のようにしてくっつきます」
おでこが人一倍広いことがきっかけに
菅野さんがこのギネス記録に挑戦したのは、自分のおでこが人より広いことがきっかけだったと言う。
「もともと、小さい頃からおでこが広くて、結構まわりから言われていたので、自分のおでこは人と違うんだと思っていました。それで、それを使って何かできたらな、と思っている時に、おでこに缶をくっつけたのがきっかけです」
この特技を、よく行く新宿ゴールデン街の飲み屋で披露する菅野さん。ギネス記録に認定されてからは、認定証を持って飲みに行っているらしい。そうすると、常連客たちから、やって見せて欲しいとリクエストされ、実演すると場が大いに盛り上がるのだそう。(了)
出典元:Guinness World Records:Shunichi Kanno reclaims uncanny record placing cans on head with air suction(8/1)
出典元:UPI:Japanese man suctions 11 cans to his head to break world record(8/1)
出典元:Guinness World Records:東京在住の菅野俊一さんが頭に9本の缶を頭にくっつけギネス世界記録更新!(2020/5/8)