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映画『バービー』の人気で、ピンク色の棺まで登場【エルサルバドル】

映画『バービー』の人気で、ピンク色の棺まで登場【エルサルバドル】
Facebook/Author Louise Pachella

中米のエルサルバドルの葬儀会社が、バービーマニアの喜びそうな棺を販売しているという。

 

「この流行に乗るしかない」

 

この棺を販売しているのは、エルサルバドル西部、Ahuachapán市にある「アルファ・アンド・オメガ葬儀社」だ。

 

会社のオーナーであるアイザック・ビレガス氏によれば、7月の映画『バービー』のプレミア上映前に、すでにピンクの棺のオプションを提供していたという。

 

しかし、ラテン・アメリカを席巻した「バービー・ブーム」に押され、棺の布の裏地をバービー人形の写真で飾ることにし。小さな白い星も棺に飾ったそうだ。

 

ビレガス氏はメディアでの取材に対し「私は言いました、この流行に乗るしかないと。それからずっと、成功しています」と述べている。

 

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1年前にピンク色の棺を販売

 

ビガレス氏によれば、1年前まで会社は茶色や黒、白、灰色といった伝統的な棺を好んでいたという。

 

しかし1年前、ある遺族が、より幸せな色の棺に家族を埋葬したいと希望したため、初めてピンク色の棺を販売したそうだ。

 

ラテン・アメリカでは現在、ピンク色のタコスやペストリー(パンのお菓子)、バービーのロゴの入った民間飛行機、政治広告、さらにはバービーをテーマにした抗議活動なども行われているという。

 

実際に7月には、ペルーの首都リマの中央広場で、反政府デモが起き、2人の女性にピンクの服を着せて巨大なバービーの箱に入れ、ディナ・ボルアルテ大統領に抗議したそうだ。

 

今回の棺は、死ぬまでバービーのファンでいられるように、そして死んだ後もバービーのファンでいられるように、すべてがデザインされているという。(了)

 

出典元:ABC News:A funeral home in El Salvador offers pink coffins with Barbie linings(8/5)

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