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ニューヨーク州でキツネが女性を襲撃、異常な攻撃性の原因は狂犬病か?【動画】

ニューヨーク州でキツネが女性を襲撃、異常な攻撃性の原因は狂犬病か?【動画】
YouTube/Making Wise The Simple Ba

先日、アメリカのニューヨーク州北部で、女性がキツネに襲われ、その映像がネットにも投稿された。

 

背後からキツネが接近し、襲撃

 

その映像は家庭用の防犯カメラで撮影されたとみられ、日付は7月25日となっていた。

 

動画はニューヨーク州北部の町、イサカ(Ithaca)で撮影されたもので、そこには女性が自宅の前で、携帯電話を耳に当てて立っている様子が映っていた。

 

そこへ背後からキツネが接近。突然、女性の足に咬みつき、何度女性が振り払っても、執拗に攻撃を続けた。その様子がこちら。

 

捕獲されたキツネは狂犬病で陽性

 

この動画は当初、CBSハリスバーグ系列局「WHP-TV」の気象予報士、エド・ルッソ氏によってフェイスブックやツイッターなどに投稿されたという。

 

現在は削除されたらしく動画を見ることはできないが、SNSでは注目を集めた。

 

ルッソ氏によれば、この女性は彼のいとこで、キツネは最終的に捕獲され安楽死させられたが、検査の結果、狂犬病の陽性反応が出たという。

 

またルッソ氏はフェイスブックの投稿において、いとこの女性が攻撃された後「すぐに医師の診察を受け」「適切に処置された」と説明している。

 

さらにキツネはこの女性を襲った直後に、別の人物にも同じことをしかけたが、その際に捕獲されたそうだ。

 

過剰な攻撃的行動は、狂犬病の可能性

 

アメリカ疾病予防管理センター(CDC)によれば、キツネはアメリカで狂犬病を媒介するいくつかの種の1つだが、コウモリやアライグマ、スカンクなど他の野生動物に比べれば、件数は少ないという。

 

保健所のガイドラインでは、これらの動物やペットの過剰な攻撃的行動は、狂犬病の兆候を示している可能性があるとしているが、狂犬病の症状は多岐にわたるそうだ。

 

狂犬病のウイルスは動物に由来するものだが、噛まれたり引っかかれたりすることで人に感染し、中枢神経系に感染することもあるという。

 

また狂犬病は脳に到達すると致命的だが、感染後すぐに治療を行えば、通常は治癒すると言われている。(了)

 

出典元:CBS:Video shows aggressive fox repeatedly attack woman in New York neighborhood(8/24)

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