TV版『ハリー・ポッター』、初のティーザー公開 キャラクターの人種を巡りSNSで議論

アメリカのTV局HBOは、J.K.ローリング原作『ハリー・ポッター』シリーズを新たに映像化したドラマ版の初ティーザーを公開した。新しいキャストに注目が集まり、賛否の声が広がっている。
新キャストと初映像が公開
ロンドンで行われたHBO Maxのイベントで、発表された予告編がこちらだ。
First trailer for the ‘HARRY POTTER’ series.
Releasing this Christmas on HBO. pic.twitter.com/X5PPZ3ME46
— DiscussingFilm (@DiscussingFilm) March 25, 2026
ティーザーでは、主人公ハリー・ポッター(ドミニク・マクローリン)をはじめ、ハーマイオニー(アラベラ・スタントン)、ロン(アラスター・スタウト)ら主要キャラクターが登場する。大人キャストには、ダンブルドア役のジョン・リスゴー、マクゴナガル役のジャネット・マクティア、ハグリッド役のニック・フロストらが名を連ねる。
キャスティングを巡り議論
今回のティーザーで議論を呼んでいるのが、スネイプ役に黒人俳優パーパ・エッシードゥが起用された点である。原作では「pale-faced(青白い顔)」と描写され、映画版ではアラン・リックマンが演じたキャラクターだ。
原作のイメージと異なること、そしてハリーが唯一疑惑の目を向ける教師が黒人であることに、「ハリーが差別主義者に見える」とする意見もある。
また、マグル家系出身で“穢れた血(Mudblood)”と呼ばれるハーマイオニーを演じるのは、アラベラ・スタントンだ。彼女もマルチレイシャル(複数の人種をルーツに持つ人物)として注目を集めている。2025年5月に彼女のキャスティングが発表された際には、差別的コメントが急増し、コメント欄を閉鎖する事態となった。
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「演技を見てから判断するべきだ」「多様性のあるキャスティングは歓迎」などの擁護の声もあるが、キャスティングの意図や配役のバランスについて疑問視する声も上がっている。
クリスマス2026に世界同時配信
配信開始日は2026年クリスマスとされ、当初想定されていた2027年より早い公開となる。HBOは本作を「HBO Max史上最大のストリーミングイベント」と位置づけており、すでに世界的な注目を集めている。
本作は原作7巻をそれぞれ1シーズンとして映像化。映画シリーズと同様に、子役たちの成長とともに描かれる長期的な展開も見どころとなりそうだ。(了)
出典元:Deadline「‘Harry Potter’ Series First Teaser & Title Revealed; Christmas 2026 Release Date At HBO Set」(3/25)
出典元:Times Now「HBO Disables Comments After Announcing New Harry Potter, Hermione Granger And Ronald Weasley For Reboot Series」(3/28)

























