日本からは2人のホームズがランクイン!海外サイトが選ぶ「記憶に残るシャーロック・ホームズ100」
19世紀後半にアーサー・コナン・ドイルの手により誕生し、100年以上も世界中で愛され続けている男、シャーロック・ホームズ。
時代や国境を越えて描かれてきたシャーロック・ホームズの中から、海外サイトのCrime Readsが「記憶に残るシャーロック・ホームズトップ100」を選出。日本生まれのシャーロック・ホームズもランクインする結果となった。
日本から選出された2人のホームズ
「ミス・シャーロック」で主演を演じた竹内結子さんが、ロバート・ダウニー・ジュニア(44位)やイアン・マッケラン(16位)などの名優を抑えて、第7位にランクインしている。「ミス・シャーロック」は、HBOアジアにて世界19か国に配信された作品だ。
サイト内では「最も素晴らしいホームズの翻案のひとつ」「自分が注目の的になっているのを楽しんでいるホームズを見るのは、良いものだ」「8話見た後には、長いこと竹内結子のパフォーマンスに思いをはせることだろう」と絶賛されている。貫地谷しほりさん演じた和都(ワト)との関係も「完璧だ」と高評価だ。
また、36位に選ばれたのが、「名探偵ホームズ」でシャーロック・ホームズの声を担当した広川太一郎さんが英語版声優とともにランクインした。海外では、「Sherlock Hound(シャーロック・ハウンド)」のタイトルで公開されている。
トップ5はこのホームズ!
気になるトップ5は次の通りだ。
5位:ベネディクト・カンバーバッチ「シャーロック」(2010-2017)
4位:ダグラス・ウィルマー「シャーロック・ホームズ」(1964-1965)
3位:Arthur Wontner「Sherlock Holmes’ Fatal Hour」(1931)など
2位:Basil Rathbone「The Hound of the Baskervilles」 (1939)など
1位:ジェレミ・ブレット「シャーロック・ホームズの冒険」(1984-1994)
5位と4位に選出されたのは、記憶に新しい大人気シリーズ「シャーロック」のベネディクト・カンバーバッチさんと、原作に描かれたシャーロック・ホームズのイラストにもそっくりだという、ダグラス・ウィルマーさん。BBCが生んだシャーロック・ホームズが、並んでランクインする結果となった。
3位に選出されたArthur Wontnerは、1930年代に5本の映画で、2位のBasil Rathboneは、30年代と40年代に14本の映画でシャーロック・ホームズを演じている。
1位のジェイミー・ブレットさんが主演した「シャーロック・ホームズの冒険」は、NHKでも何度も再放送されている日本でもおなじみの存在だ。納得の1位だと言えるだろう。
お気に入りのホームズが何位なのか気になる! という方は、こちらのサイトを見てみてはいかがだろうか。(了)
Crime Reads「THE 100 BEST, WORST, AND STRANGEST SHERLOCK HOLMES PORTRAYALS OF ALL-TIME, RANKED」