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スーダンにある古代のピラミッドがピンチ、記録的な洪水で危機が迫る

スーダンにある古代のピラミッドがピンチ、記録的な洪水で危機が迫る
flickr_Vít Hassan

アフリカのスーダンで記録的な洪水が発生し、古代のピラミッドがある遺跡のエリアが危険な状態にあるという。

 

ナイル川が氾濫、水位が上昇

 

スーダン当局は9月8日、ピラミッドがある古代都市「メロエ(Meroe)」と「ヌリ(ヌーリ:Nuri)」の土地が、洪水により脅威にさらされていると発表した。

 

この洪水はナイル川から溢れたもので、毎年起きるのだが、今年は前例がないほど水位が上昇しているという。

 

このためスーダンの遺物を管理する博物館のHatem al-Nour氏は、対策チームがこれらの土地を氾濫から守るために、9月7日から作業をしていると語っている。

 

ピラミッドの地下に王家の墓

 

「メロエ」はナイル川の東側にある古代都市で、スーダンの首都・ハルツームから北東へ約200km離れた場所にあるという。そこは紀元前6世紀の初頭から統治していたクシュ王国の首都だったとされている。

 

一方、「ヌリ」もハルツームから北へ350km離れた地点にあり、そこにあるピラミッドの下7mから10mには王家の墓が埋められているそうだ。

 

これらの墓は地下水の上昇によって、以前から影響を受けてきたと言われており、今回の洪水でさらに被害が及ぶことが懸念されている

 

また「ヌリ」のピラミッドには、紀元前7世紀に現代のスーダンとエジプトの一帯を支配した、古代エジプト第25王朝のタハルカ王の墓があるとか。

 

Nour氏によれば、これらの遺跡は非常に貴重な、歴史的遺物だという。

 

スーダンで起きた洪水では、現在までに少なくとも102人が死亡。数万軒の家や建物がダメージを受けたそうだ。このため当局は3カ月間の国家非常事態を宣言している。(了)

 

 

出典元:METRO:Sudan’s ancient pyramids are at risk of flooding(9/8)

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