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ニューヨークの町に作られた、銀色に輝くアート作品がついに完成

ニューヨークの町に作られた、銀色に輝くアート作品がついに完成
Twitter/Max Guliani

アメリカ・ニューヨークの町には、銀色に輝くアート作品が展示されていたのだが、それが長い年月をかけて完成したという。

 

2008年から制作が続けられていた

 

そのアート作品が設置されているのは、ロウワーマンハッタンにあるTribeca地区とされている。

 

これはイギリス人アーティストのAnish Kapoorさんによって作られた作品で、2008年から制作が続けられてきたという。

 

そして今回、それがついに完成したそうだ。制作費は800万ドル(約10億円)から1000万ドル(約13億円)と推定されている。

 

建物の下に挟まっているように設置

 

実はこの作品には、まだ名前が付いていない。しかしKapoorさんは以前、シカゴでも似たような作品を作っており、その正式名は「クラウドゲート」、人々からは「ザ・ビーン(豆)」と呼ばれてきたという。

 

ニューヨークで完成した「ザ・ビーン」は、ちょうど建物の下に挟まっているように設置されている。

 

 

その建物はゲームの「ジェンガ」に似ていることから「ジェンガタワー」と呼ばれており、スイスの有名建築事務所「ヘルツォーク&ド・ムーロン」が設計し、当時Kapoorさんの作品も依頼されたそうだ。

 

 

この作品の制作は、2008年から2009年にかけての金融危機や、その後の新型コロナによる影響、さらに技術的な複雑さもあり、かなり遅れていたという。

 

そのため作品は足場に囲まれ、きらめく殻の大部分が欠けたまま、何年もその状態で放置されたため、「ハーフビーン」というニックネームが付けられていたそうだ。(了)

 

出典元:CNN:New York’s long-awaited ‘bean’ sculpture unveiled(2/4)

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