米の小学校で愛されていたサービスドッグ、卒業アルバムに写真が加えられる
アメリカの小学校で、卒業アルバムに仲間としてワンコの写真が加えられることになり、話題となっている。
生徒や先生からも愛されていたワンコ
その学校とは、フロリダ州にあるオレンジ市立小学校。
この学校は今年の卒業アルバムに生徒以外の写真を追加することを決定。それはラブラドールの「リンダ」だった。
このワンコは車椅子を使っているRachelちゃんという5年生のサービスドッグとして、一緒に学校へ通っていたという。
そのためRachelちゃんが卒業する今年、「リンダ」の写真も卒業アルバムに載ることが決まったそうだ。オレンジ市立小学校のCharlie Bynum校長は、次のように述べている。
「生徒も教職員たちも、リンダが大好きなのです。そのため彼らは今年の卒業アルバムに、リンダの写真も入れなければと思ったのです。その年の学校生活を終わらせるには、これが最も素晴らしい方法でした。私は彼女(リンダ)を認めることなしに、すませることはできませんでした。彼女は素晴らしい犬なのです」
3年間サービスドッグとして働く
生徒たちの写真撮影の当日、Bynum校長とワンコの飼い主で、Racheちゃんの母親でもあるHeidi Wattonさんが、「リンダ」の写真を撮らせることを決断したという。
そして「リンダ」の写った卒業アルバムは、最終日の5月30日に生徒らに配布されたそうだ。
また「リンダ」には、この小学校で3年間サービスドッグとして献身的に働いたことが表彰され、記念の盾も贈られたとか。
ワンコの写真を卒業アルバムに加えるとは、生徒たちのことも考えた、粋な計らいと言えるかもしれない。(了)
出典元:ABC News:Sweet service dog shines in yearbook photos at elementary school(6/1)
出典元:FOX26:Service dog gets time to shine in school yearbook(5/30)