火災で屋根に取り残されたアライグマたち、消防士がかけた梯子で無事避難
アメリカで火災が発生し、その際消防士が立てかけた梯子を伝って、アライグマが避難する様子が撮影された。
消防士が2つの梯子をかける
8月4日、インディアナ州の町、South Bendにある倉庫で火災が発生し、屋根にいた2匹のアライグマが取り残されたという。
しかしその後、現場に急行した消防士が、倉庫の壁に2つの梯子を立てかけ、アライグマの逃げ道を作ったそうだ。
やがて1匹のアライグマは梯子を降り始め、地面に着地。もう1匹は最初、迷っていたようだが、その後降り始め、2匹とも無事だったとか。
Some people would ask, "Why save the raccoons?" Life safety and property conservation are two priorities on a fire scene. Thanks to our crews for taking a few minutes to let the raccoons escape! PC:Paul Bierwagen
South Bend Fire Departmentさんの投稿 2019年8月5日月曜日
現在まで22万回も再生
South Bend消防署のフェイスブックでの投稿によれば、当時現場にいた人々が「なぜアライグマを助けないのか?火事では生命の安全と財産の保全が最優先課題では?」との声が寄せられたという。
そのため消防士がアライグマのため梯子をかけ、彼らが逃げるまでの時間を作ってあげたそうだ。
翌日、この映像は消防士のPaul BierwagenさんによりFacebookに投稿され、現在までに22万回再生されることに。
また動画を見た人からも「ありがとう!助けてくれて、皆素晴らしい!」や「よくやった男たち!全ての命は大切だ」「なんて優しい思いやり、動画を見せてくれてありがとう」といったコメントが寄せられた。(了)
出典元:INDEPENDENT:Firefighters help two raccoons escape a fire(8/9)