「がっかりした世界の料理」発表!日本からは意外な2品がランクイン
テイストアトラス(TasteAtlas)が「世界のがっかり料理100」を発表した。テイストアトラスは食をテーマにした旅行ガイドサイト。ユーザーからの評価が低かったものをまとめたものだ。
残念なことに「世界のがっかり料理100」にも、日本から2つの料理がランクインする結果となった。
がっかり料理38位に「雷おこし」
38位にランクインしたのが、東京・浅草の「雷おこし」だ。5.0ポイント満点中2.6ポイントと言う結果となった。
雷おこしは、江戸時代から愛されている浅草の定番土産だ。浅草寺の雷門のすぐ脇にある常盤堂本店では、実演販売を行っており、出来立てを味わうこともできる。
「Like(好き)」と評価した人は0%、「Indifferent(無関心)」が88%、「Don’t Like(嫌い)」が12%という結果だ。今回の集計にレシピの評価も入っていることが、低評価の理由のようだ。サイトで紹介されているレシピでは、「米を日光に24~48時間さらす」と書かれており、制作時間が24時間10分もかかると紹介されている。
29位には「ナポリタン」がランクイン
29位には、5.0ポイント満点中2.5ポイントで「ナポリタン」が入った。
ナポリタンは、横浜市のホテルーニューグランドで開発されたスタ料理だ。説明文ではナポリタンの麺を「茹ですぎたスパゲッティ」と説明されている。
低評価のように思えるが、20%が「Like(好き)」と評価しており、「Indifferent(無関心)」が80%、「Don’t Like(嫌い)」は0%という結果になっている。5人に1人から高評価を受けているが、「Indifferent(無関心)」の層が低い評価にまとまったようだ。
ワースト10に入った料理とは
それでは、ワースト10にはどんな料理が入ったのだろうか。(時間と共に変更しています)
10位:ドイツのBrotsuppe(パンと主に牛肉を使ったスープ)2.4ポイント
9位:イギリスのScouse(ラム肉と野菜のシチュー)2.4ポイント
8位:スコットランドの揚げピザ(オーブンを使わず揚げたピザ)2.4ポイント
7位:フランスのTête de veau(子牛の頭部を長時間煮込んだフランス料理)2.4ポイント
6位:イングランドのDevilled Kidneys(羊の腎臓を使った軽食)2.2ポイント
5位:フランスのAnis de Flavigny(アニスシードのキャンディ)2.2ポイント
4位:カンボジアのアピン(タランチュラの揚げ)2.1ポイント
3位:カナダのピザケーキ(複数のピザが層状になったもの)2.1ポイント
2位:サハ共和国のIndigirka Salad(白身魚と野菜のサラダ)1.9ポイント
1位:アイスランドのハカール(サメ肉を発酵させ、乾燥させた食品)1.7ポイント
皆さんが食べたことのある料理、食べてみたい料理はあるだろうか。(了)
参考:tasteatlas「100 Worst Rated DISHES in the World」(2/8)