日本人アーティストが売り出した、バーベキュー用髑髏の炭が海外で話題
バーベキューパーティーにホラーな味付けをしたいなら、この髑髏(ドクロ)の炭がお勧めだ。
最初はワンフェスに出品
バーベキューグリルの燃料としてよく使われる炭を、髑髏型にしてしまったのはセキサダムさんという日本人アーティスト。
当初、商品として売る予定はなく、幕張メッセで開かれる「ワンダーフェスティバル」に出品するために作ったそうだ。
だが、ツイッターに写真をアップし、フェスティバルへの来場を呼びかけたところ、「いいね」の数はたちまち13万を超え、9000回以上リツイートされた。
この話題は海外SNSへも飛び火し、現在、米国の有名ソーシャルニュースサイトRedditには「These skull shaped charcoals」というタイトルでスレッドが立っている。
[WF2019冬のお品書き]
卓番7-28-06にて
<新作>
ドクロ木炭 1個 500円
200個以上持ち込みます。
今回は植物由来成分100%です。
焚火台に山盛りにしておくので気に入った子をご指名ください。
WF初の素材かと思います。取扱説明書を読み正しくお使いください。#wf2019s #木炭 #消炭 #炭団 pic.twitter.com/sz07hlF38h— セキサダム@WFお疲れさまでした。 (@gorovodka) February 6, 2019
あまりにウケが良かったので商品化することにしたセキサダムさんは、ネット販売のためのドメイン取得や、量産のための工夫など、現在の進行状況を逐一ツイッターで報告している。
ワンフェスでの価格は1個500円だが、通販での販売価格はまだ決まっていないようだ。ただ、5個セット、10個セット、20個セットで売られる予定らしい。
盛り終わりました。 pic.twitter.com/KV88oPjwqO
— セキサダム@WFお疲れさまでした。 (@gorovodka) February 9, 2019
炭の粉を髑髏に成形
量産体制を整えるために中国の成形木炭メーカーに打診した、とセキサダムさんツイッターに書いている。ところがその会社からは、成形方法が「複雑すぎる」という理由で断られたそうだ。
一体どうやって作っているのだろう? これについては、Redditのあるユーザーが書き込みをしている。それによると、「炭の粉と植物由来の素材を混ぜ合わせて粘土状にし、それを髑髏の型に入れて成形する」のだそう。(正確には炭でなく、練炭ということになる)
このRedditユーザーは「Grape」というネットメディアのライターで、セキサダムさんと直接話しているらしい。
ワンフェスで購入したドクロ型の炭を薪ストーブで燃やしたら異様な光景になった。 pic.twitter.com/TAVPDofaNT
— アトリエpuchuco (@puchuco709) February 16, 2019
ネット通販の準備はほぼ整い、販売開始は近い。セキサダムさんのところには、海外からも「売ってくれ」という声が届いているが、当面は国内販売だけとのこと。
今回販売するのはミニチュアサイズだが、将来は実物大の髑髏を作る計画もある。(了)
出典元:Odditycentral:Japanese Artist Gets Barbecue Fans All Fired Up With Skull-Shaped Charcoal(2/18)
出典元:grape:Japanese Artist’s Charcoal Skulls Are Perfect For A Macabre Barbecue(2/8)