高さは3m66m、廃棄された車の部品だけで作られたゴリラの像が大迫力
イギリスで、すべて廃棄された車の部品を使って作られたゴリラの像が完成し、注目を集めている。
高さ3m66cmの巨大なゴリラ像
その像を作ったのは、ウェールズに住む彫刻家のLuke Kiteさん。彼はイングランド中西部のシュロップシャーにある、鉄の作品を展示している、「British Ironwork Centre 」に依頼されて、巨大なゴリラの像を作りあげた。
このゴリラの高さは12フィート(約3m66cm)、作品名は「ゴリラの黙示録(またはバンパー・ジョー)」と呼ばれているという。
そしてバンパーやパネルなど、全て廃棄された車の部品を使って作られたそうだ。
子供たちが環境問題を学ぶ機会になれば
この像が作られたきっかけは、環境問題を啓発するため。実際、Kiteさんはゴリラが危機的な減少傾向にあることを訴えると同時に、自動車メーカーによって気候変動問題が悪化していると信じているという。
また制作を依頼した「British Ironwork Centre」も、この像により環境問題について、子供や青年たちが学ぶ機会になればと願っているそうだ。
そして、このゴリラの像を見に訪れた人々は、有害な車の製造を減らすよう、政府を促すための嘆願書に署名する機会が与えられるという。
現在、この像はシュロップシャーの街、Oswestryにある「British Ironwork Centre」内で展示されているそうだ。(了)
出展元:MailOnline:Anyone got a monkey wrench? Sculptor crafts 12ft tall gorilla out of discarded car parts to highlight motor industry’s impact on the environment(10/4)