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年齢は344歳?ナイジェリアの王室で飼育されていたカメがついに亡くなる

年齢は344歳?ナイジェリアの王室で飼育されていたカメがついに亡くなる

ナイジェリアにある王室で長年飼われていたカメが死亡し、注目を集めている。

 

344歳で死亡したと発表

 

そのカメの名前は「Alagba」。ナイジェリア南西部のオヨ州(かつてのオヨ王国があった場所)にある王室の宮殿の中で、長年飼育されてきたと言う。

 

多くの住民から愛され、宮殿では2人の人間によって世話を受け、月に2回しかエサを食べなかったそうだ。

 

しかし先日、オヨ州の王室は「Alagba」が死んだと発表。年齢は脅威の344歳だったと述べた。

 

1770年に統治した王の時代に飼育

 

ナイジェリアでは「Alagba」が、1770年から1797年まで統治したオヨ王国3代目のIsan Okumoyede王の時に、宮殿に連れてこられたと考えられている。

 

そして「Alagba」には病気などを癒す力があると信じられ、国中から訪れる人々を惹きつけてきたという。

 

しかし爬虫類の専門家の間では、344歳という年齢に疑いがもたれているそうだ。

 

現在、世界最長老のゾウガメは187歳

 

イギリス・ブリストル動物園の園長であるTim Skelton氏は、「Alagba」がここまで長生きするのは不可能だとし、次のように述べている。

 

「100年というのが、ちょうどよい年齢です。ゾウガメは200年まで生きることができますが、それも非常にまれなことで、例外的なのです」

 

もっとも「Alagba」はゾウガメではない。Skelton氏も写真を見た上で、「Alagba」をケヅメリクガメ(African spur-thighed tortoise)だとみなしている。

 

このことは爬虫類学者のJohn Wilkinson氏も同意しており、その上でやはり「これらのカメが、ここまで(344年まで)長く生きることはありません」と述べた。

 

現在、世界で最も長く生きているとされるカメは、大西洋に浮かぶ英領セントヘレナ島に住むゾウガメの「ジョナサン」で、187歳と考えられているという。

 

しかし現在の王は、観光や歴史の記録として、「Alagba」の亡骸を保存する計画を立てているそうだ。(了)

 

 

出展元:BBC:Nigeria’s royal tortoise said to have lived to the age of 344 in Oyo state(10/4)

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