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ウクライナ軍が南部メリトポリを攻撃、ロシア軍に多数の死傷者か

ウクライナ軍が南部メリトポリを攻撃、ロシア軍に多数の死傷者か
Twitter/Igor Sushko

ウクライナ軍は、ロシアが占領している南部の都市、ザポリージャ州のメリトポリへの攻撃を行ったことを明らかにした。

 

兵舎になっていた元リゾートホテル

 

メリトポリは南部ザポリージャ州の行政の中心地であり、マリウポリやヘルソン、またはクリミア半島を結ぶ、交通の要衝とされている。

 

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ウクライナ軍は12月11日、メリトポリにあるロシア軍兵舎を攻撃したと発表。一部のウクライナ情報筋は、ロシア兵の犠牲者が多数出たと主張しているという。

 

攻撃が行われた場所は、「ハンターズハルト」として知られる街の教会に隣接する元リゾートホテル。ロシア軍の兵舎として使用されており、爆撃を受けた時、犠牲者のほとんどは食堂にいたと考えられている。

 

またこの施設は傭兵組織「ワグネル」によって使用されているとの声もあり、ロシア側も一握りの死傷者が出たことを認めている。

 

クリミア半島南部の都市でも爆発

 

今回の攻撃では、アメリカから提供された高機動ロケット砲システム「HIMARS」が使用されたと見られるという。

 

また最近、ウクライナ軍は夜間にロシア軍の基地を攻撃しており、今回もその1つと考えられている。

 

さらにロシア占領下にあるクリミア半島南部の都市、セバストポリやシンフェロポリなども夜間に複数の爆発が確認されたそうだ。

 

イランがロシアへの支援を拡大か

 

一方、イギリスの国防省は、イランによるロシアへの支援が今後数カ月で拡大するとの見方を示した。

 

イランは現在、最も多くロシアを支援している国とされ、ロシア側は数百の弾道ミサイルを含む、より多くの武器をイランから入手しようとしているという。

 

そしてイランがそれらの支援を拡大させるのと引き換えに、ロシア側は前例のないレベルの軍事支援を行う可能性があるとの見方を示している。(了)

 

 

出典元:The Guardian:Russia-Ukraine war: Ukrainian missiles attack Russian-occupied Melitopol – as it happened(12/11)

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