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体に巻きついて身動きできない!米企業が犯人を拘束する新たな道具を開発

体に巻きついて身動きできない!米企業が犯人を拘束する新たな道具を開発
YouTube/Wrap Technologies

まるで「バットマン」の世界で使われているような、犯人を拘束する道具がアメリカで開発された。

 

コードが発射される

 

その道具とは「BolaWrap100」。これは犯人に向けて撃った時に、ケプラーコードが発射されるもの。それが犯人の体に当たると、足や身体に巻きついて、身動き出来なくなるという。

 

このような道具は警察官が力を使わずに、事態を沈静化させるために役立つとして注目されている。

 

特に最近、アメリカでは精神疾患を抱える人に対する、警察官の対処の仕方が問題となっているそうだ。そんな中で登場したのが、この道具だという。

 

身体にケガを負わせることはない

 

この「BolaWrap100」は10フィート(約3m)から25フィート(約7.6m)離れて撃つことができ、コードの先についている2つの小さな棘が犯人の衣服に引っかかり、固定されるそうだ。

 

発射される速度は毎秒195m、コードは体に1回から3回ほど巻きつくが、身体にケガを負わすことはないという。

 

これを開発した企業は「Wrap Technologies」。そのウェブサイトでは「これは警察と被疑者との間に安全なスペースを確保しながら、初期対応に展開できるようデザインされた、遠隔制御で唯一抵抗力を奪える道具なのです」と書かれている。

 

また「相手に痛みを負わせることは、偶発的なことをエスカレートさせるが、BolaWrapの相手に脅威を与えない形は、鎮静化させる時間を与え、必要とされる支援を提供することもできるのです」と述べている。

 

 Los Angeles Timesによれば、ロサンゼルスにあるBell警察ではすでにこの道具でトレーニングを行っており、来年の1月には実際に警察官が使う予定だという。(了)

 

 

出典元:MailOnline:Batman-style device restrains criminals by shooting a tether around their body so officers do not have to use deadly force(12/3)

出典元:Los Angeles Times:LAPD takes a page from Batman, testing device that uses tethers that wrap suspects’ bodies(12/3)

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