“マリカー”による事故の86%が、外国人によって起こされたことが明らかに


警察庁の調査により、“マリカー”などのいわゆる「公道カート」で事故を起こした人のうち、86%にも及ぶ人が外国人であることが判明した。

 

50件中43件の事故は外国人、中でも米国人が最多

 

警察庁の調べによると、昨年3月27日から今年の2月26日までの11か月間のうち、公道カートによって起きた事故は50件。

 

そのうち43件もが外国人によって起こされたものであったという。

 

 

先月26日に台湾人男性が“マリカー”でひき逃げ事故を起こし逮捕されたことは記憶に新しいが、国別にみると公道カートにより事故を起こした外国人47人のうち、15人は米国人であったという。

 

さらに続いて10人が韓国人、7人が中国人あるいは台湾人、6人がオーストラリア人で、その他の国籍としてはシンガポール、カナダ、オランダ、フランスが含まれていたとのことだ。

 

年齢別では27人が20代、14人が30代、最高齢は54歳であったといい、事故状況としては48件が物損事故であったものの、2件は人身事故であったという。

 

安全上の懸念高まる“マリカー”

 

任天堂のゲーム「スーパーマリオブラザーズ」のキャラクターを模した衣装を着て、東京都内の公道を走ることが可能な“マリカー”は外国人観光客からの人気が非常に高い。

 

MariCAR

 

しかしこのような公道カートには安全上の懸念が高まっている。

 

公道カートは運転の際にヘルメットやシートベルトを着用する必要がないにも関わらず、最大時速60キロもの速度で走行することが可能だ。

 

また2020年の東京オリンピックを控え、外国人観光客の数は増加していくとみられており、それにしたがって公道カートによる事故も増える可能性が高いと考えられている。

 

国土交通省はこのような状況を受け、公道カートの利用に関する法改正を行うことを決定。

 

改正では安全上の観点からシートベルトの装着などが義務付けられることになるという。

 

さらには車体が低く後続車両などから確認しにくいカートには、車高を最低でも1メートル以上に引き上げると共に、車高の最も高い位置に尾灯を設けるなどの対策も考慮されているとのことだ。

 

また警察も“マリカー”の事業者などに対し、カートの利用者にヘルメットを装着させるなどの安全対策を講じることを要請しているという。

 

日本国内では外国人観光客に人気の高い地区を中心に、“マリカー”などの公道カートのレンタルサービスを行う事業者が8件ほど存在しているとのことだ。

 

外国人に日本ならではの特別な体験を楽しんでもらえるのは嬉しいことであるが、せっかくの楽しい時が事故によって台無しになってしまっては気の毒だ。

 

公道カートの事業者らには安全対策を一刻も早く強化し、事故の減少に努めてほしい。(了)

 

出典元:Japan Today:86% of go-kart accidents in Tokyo involve foreigners: NPA(3/1)

出典元:産経ニュース:レンタルカートでひき逃げ、台湾籍の男を逮捕(2/24)