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巨大な月のレプリカが消えた!輸送中に行方不明になり関係者らも困惑

巨大な月のレプリカが消えた!輸送中に行方不明になり関係者らも困惑
Twitter/Luke Jerram

イベントに出品される予定だった巨大な月のレプリカが、輸送中に行方不明になったとしてBBCなどが伝えている。

 

この夏、欧州中のイベントに出品予定

 

その月のレプリカは直径7mもある巨大なもので、表面に詳細な月の画像が貼り付けられているという。

 

これはBristolを拠点に活動するLuke Jerramさんによって制作され、「月の美術館(Museum of the Moon)」と名付けられたが、オーストリアのフェスティバルに輸送する途中、行方がわからなくなったそうだ。

 

また「月の美術館」はこの夏、ヨーロッパ中で開かれるイベントにも出品される予定となっており、Jerramさんも行方不明になったことについて、「本当に腹立たしく、気が動転しています」と語っている。

 

「これを見るのを楽しみにしている人々にとって、このアート作品は大きな意味を持つのです。しかし彼らはそれを見ることはできないでしょう、それが倉庫かどこかにある限りは。私たちは予備を持っていないのです」

 

「月の美術館」の配達を請け負った運送会社の「TNT」は現在、この問題について調査していると答えている。

 

音楽の伴奏に合わせ光り輝く

 

このアート作品の表面に貼られた月のイメージは、NASAによって撮影されたもので、1cmが実際の月の5kmに相当するとか。

 

そしてこの月のレプリカは浮くようにできており、イベントではさまざまな作曲家の音楽の伴奏とともに、内部から光り輝く仕組みになっているという。

 

Twitter/Luke Jerram

 

またJerramさんは月以外にも、宇宙から見える地球のレプリカも制作しており、先日イングランド西部のCheshireで開かれた音楽・科学フェスティバルでお披露目されたそうだ。

 

写真で見ても月の姿は非常に美しいが、一日も早く見つかり、楽しみにしている人々のもとへ届けられることを願う。(了)

 

出典元:BBC:Giant moon artwork goes missing in post on way to Austria(7/21)

出典元:euronews:Giant moon disappears en route to Austria(7/22)

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