米戦闘機が実際にロックオンした未確認飛行物体、新たな動画が公開される
昨年も米軍機が未確認飛行物体を目撃した動画が公開されていたが、再び新しい映像が明らかになった。
「これはいったい何なんだ!」
その新しい動画を公開したのは、民間の調査会社である「Stars Academy of Arts and Sciences」。
映像には、アメリカ海軍の戦闘機「F/A18」が大西洋上空を飛行中、不思議な物体をロックオンする様子が映っているという。
不思議な物体は戦闘機の下を飛行していたと見られ、パイロットは追跡をしながら、無線で仲間に「一体これは何なんだ」と叫んでいる声も録音されている。(実際の映像は1分22秒付近から)
すでに公表されている事件の1つ
この動画は2015年に大西洋の東沿岸で撮影されたもので、その後「Stars Academy of Arts and Sciences」が入手。もっとも同社はどのような経緯で手に入れたのかは明らかにしていない。
ただこの映像は、過去に軍関係者によって未確認飛行物体が目撃された3つの事件のうちの1つとされ、すでに公にされているものだという。
この3つの事件は、2200万ドル(約23億円)もかかったUFO調査の報告として、アメリカ国防省により発表されており、昨年12月にはいち早くニューヨークタイムズが動画と共に記事にした。
その後、多くのメディアも注目し、当サイトでも動画と共に紹介している。
米政府が深刻なものと受け止めていない?
無論、国防省はこの未確認飛行物体を宇宙人と結びつけてはいない。それどころか重要な出来事として捉えていないという意見もある。
クリントン及びブッシュ政権時に情報担当職員として仕えたChristopher Mellon氏も、これらの事件を現政権は深刻なものとして受け止めていないと非難。
さらに「現在はこの未確認の物体が脅威に見えないかもしれないが、1つ1つの事件が個別のものではないことを確かめるためにも、調査を行う必要がある」と警鐘を鳴らしている。
Mellon氏はこの映像が、より優れた性能を持つ飛行物体の存在を証明するものだと主張しているが、はたして事実はどうなのだろうか?(了)
出典元:NYPost:Footage of mysterious object above ocean stuns military personnel(3/10)