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イランで追悼式典の最中に爆発、95人以上が死亡、多数が負傷

イランで追悼式典の最中に爆発、95人以上が死亡、多数が負傷
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イランで1月3日、追悼式典の最中に爆発が起き、出席していた数多くのイラン人が亡くなった。

 

式典中に2回の爆発が発生

 

その式典は、4年前にアメリカ軍により暗殺されたイスラム革命防衛隊・アルクッズ部隊のカセム・ソレイマニ司令官を追悼するもので、1月3日に中南部の都市ケルマーンで行われたという。

 

しかし式典の最中、突然2回の爆発が起き、95人以上が死亡、多くの人が負傷したそうだ。

 

イランの保健大臣は、負傷者の多くは重体であり、死者数はさらに増加する可能性があると述べている。

 

この2回の爆発は遠隔操作によって引き起こされたとみられ、最初の爆発はスレイマニ司令官の埋葬地から700メートル離れた場所で発生し、2回目はさらに300メートル離れた場所で起きたという。

 

この攻撃はテロと考えられているが、まだ犯行声明は出ておらず、イスラエルか、またはイスラム国(ISIS)による犯行かも明らかになっていない。

 

イランのエブラヒム・ライシ大統領は「国家の敵は、そのような行為が、イスラムの理想を守るというイラン国民の鉄の決意を決して乱すものではないことを知るべきだ」と述べた。

 

24時間で128人のパレスチナ人が死亡

 

イスラエル軍によれば、現在ガザ地区の南部にある都市、ハンユニスで激しい戦闘を繰り広げているという。

 

また自軍の戦闘機が、市内にある「イスラム聖戦」の兵器生産施設を攻撃し、兵士が学校を捜索中、トンネルの坑道や武器を発見したそうだ。

 

一方、国連人道問題調整事務所は、ガザ地区において「国民の85%近くが家を追われている」とし、次のように「X」に投稿した。

 

「避難民のほとんどが、極度に過密な空間に押し込められており、病気の蔓延が勢いを増し、すでに圧倒されている医療システムに負担がかかり、膨大なニーズを満たすのに苦労している」

 

 

またガザ地区の保健当局は1月3日、イスラエル軍の攻撃により、過去24時間で128人のパレスチナ人が死亡、261人が負傷したと発表。これまで合計で、2万2313人のパレスチナ人が死亡し、5万7296人が負傷したという。

 

レバノンのシーア派組織「ヒズボラ」の指導者であるハッサン・ナスララ師は、ベイルートで演説を行い、「イスラエルによるガザ攻撃の本当の目的は、パレスチナ人全員をガザ地区から追い出すことだ」と非難している。(了)

 

出典元:The Guardian:Israel-Gaza war live: International court to hold public hearings on South Africa’s genocide case against Israel next week(1/3)

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