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アメリカでスクールバスが炎上し、素早く対応した運転手が、9人の生徒たち全員を避難させた。

バスから煙が上がり、すぐに停車

その事故が起きたのは3月13日、場所はルイジアナ州のニューオーリンズとされている。

当時、スクールバスを運転していた女性、キア・ルセブさんは、ちょうど5番目の停車場所に到着しようとしていたという。

しかし、バスから煙が上がっているのに気づき、すぐに停車。すると女の子が近寄ってきて、バスの下が燃えていると教えてくれたそうだ。

バスを降りた瞬間、爆発

ルセブさんはすぐに、乗っていた幼稚園から中学2年生までの生徒たちを、非常口ではなく、通常の入口から降ろしたという。

そしてバスのエンジンを切って、ルセブさんが降りた時、大きな音と共に、バスが爆発したそうだ。

彼女は、ニューオーリンズの「コミュニティ・アカデミー」で働いており、3年間スクールバスを運転してきたという。

「コミュニティ・アカデミー」はルセブさんの勇気を讃えており、彼女もメディアの取材に対して、「他の子供たちの命を救い、自分の命も救えたことに、とても満足しています」と述べている。

バスが炎上した原因は不明だが、ルセブさんは発電機（オルタネーター）の欠陥が原因だと見ている。（了）

出典元：KLTV：School bus driver talks about saving 9 students as bus goes up in flames, explodes(3/18)