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洪水に呑まれつつある車の屋根でくつろぐ男女に脱帽

洪水に呑まれつつある車の屋根でくつろぐ男女に脱帽
X/Narundar@NarundarM

氾濫した川の中、かろうじて屋根だけが水面に出た自動車。そこに悠々と座り、2時間近く救助を待ったインドの夫婦が撮影された。危険な状況とは裏腹な、リラックスした様子が話題になっている。

 

1.5km流された車

 

インド·グジャラート州に降り続く豪雨のせいで、同州のSabarkantha地区にあるKarol川が氾濫し、地元の夫婦が乗った車が流された。彼らは川の土手道を通ろうとして水に呑まれ、そこから1.5kmも流されたと報じられている。

 

救助に向かった消防隊が彼らを発見した時、車はほぼ水没しており、屋根だけが見える状態だったという。「彼らはどうにか車の屋根に登り、我々が救助するまで2時間近く待っていたのです」と、救助隊員は話す。

 

その2人の様子が撮影され、SNSでシェアされているのだが、話題になっているのは危険な状況のことでなく、2人があまりにもリラックスしている点だ。

 

 

流れが速すぎて救助隊が近づけず

 

彼らが2時間も待たされたのは、流れが速すぎて救助隊のボートが近づけなかったため。流れが弱まった時に、2人は無事に救助された。もしも水嵩が増していれば2人は流されていただろう。

 

動画の投稿者は「彼らはリラックスし過ぎ……(笑い汗)」とコメントしている。「どうすればここまで動揺せずにいられるのか!!!」、「この落ち着きに敬礼」「まるでレストランで注文した料理が来るのを待っているようだ」といった声もある。「待たされてお腹が空いたので、スマホでUberの注文をしてるんだろう」というジョークも飛んでいる。

 

車を運転していた夫のSuresh Mistryさんは、流された時のことについてこう話している。

 

「土手道を渡る途中で水位が上がって来ました。流れはどんどん強くなり、車ごと大体1.5km流されました」

 

彼の前を行く車は土手道を通り抜け、その時は水が来ていなかったため、Mistryさんは大丈夫だと思ったそう。(了)

 

出典元:The IndianExpress:Couple spends 2 hours on top of submerged car amid Gujarat rain, dramatic rescue video goes viral(9/9)
出典元:The Economic Times:Gujarat Rain: Couple spends 2 hours relaxed and talking atop submerged car in heavily flooded Sabarkantha river. Watch viral video(9/9)

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