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世界一強い毒をもつ「ナイリクタイパン」を飼っていた男性、咬まれて入院

世界一強い毒をもつ「ナイリクタイパン」を飼っていた男性、咬まれて入院
flickr_David Jackmanson

アメリカで、猛毒のヘビを多数飼っていた男性が、咬まれて入院しているという。

 

2匹の猫と14匹の毒ヘビを飼育

 

その男性とは、サウスカロライナ州の町、フローレンスに住んでいるJeffrey Leibowitzさんだ。

 

彼は9月6日、自宅で飼っていた猛毒のヘビ、ナイリクタイパンに咬まれて、病院へ搬送されたという。

 

その後、警察がLeibowitzさんの家を捜索したところ、家の中には2匹の猫と14匹の毒ヘビがいたそうだ。

 

神経毒の成分も含まれている

 

フランシス・マリオン大学の生物学者で、ヘビの専門家であるジェフ・キャンパー氏によれば、ナイリクタイパンの毒には、人間に有害な成分だけでなく、神経毒の成分も含まれており、筋肉や心臓にも影響を与えるという。

 

また毒はズキズキする痛みから、激しい腫れや皮膚の変色まで、あらゆる症状を引き起こす可能性があるそうだ。

 

ナイリクタイパンの毒は、一度に成人100人を殺せるとも言われているが、幸いなことに駆け付けた救急隊は、Leibowitzさんに解毒薬を投与したという。

 

そのため一命をとりとめたものの、現在もLeibowitzさんは重篤な状態で入院しているそうだ。

 

キャンパー氏によれば、Leibowitzさんは、さまざまな臓器に長期にわたる、または永久的な損傷を負っている可能性があるという。

 

このようなヘビの飼育は州法に違反する可能性があり、家族はヘビを安楽死させるため、引渡書に署名したそうだ。(了)

 

出典元:METRO:Man who kept world’s deadliest snake as a pet on life support after it bit him(9/11)

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