交通量の多い高速道路に飛行機が緊急着陸、その瞬間が恐ろしい【動画】

ブラジルで、飛行機が道路に緊急着陸し、冷や冷やする瞬間が撮影された。
エンジンが故障し、緊急着陸
この出来事が起きたのは4月5日、場所はブラジル南部のサンタカタリーナ州とされている。
同州の町、Gauramirimにある飛行場を正午頃、2人を乗せた軽飛行機が離陸。その直後エンジンが故障し、混雑した高速道路に緊急着陸せざるを得なくなったという。
後ろを走っていた車から撮影された映像にも、走行していた車にぶつかりそうになりながらも、何とかハイウェイに着陸する、心臓が止まりそうな瞬間が映っていた。
🚨 Avião de pequeno porte faz pouso forçado em Garuva pic.twitter.com/J4cINGxyqY
— @curitibamilgraus (@marlonramos2707) April 5, 2025
パイロットを含め2名が搭乗
この軽飛行機は、単発エンジンの「ペリカン500BR」とされ、当時はパイロットのマテウス・レナン・カラドさん(29)と、飛行機の所有者でビジネスマンの、バルデミロ・ホセ・ミネラさん(71)が乗っていたという。
しかしパイロットのカラドさんは、見事な操縦技術を見せ、電線を避けるなどして、この難しい状況を何とか切り抜けたそうだ。結局、2人にケガはなかったという。
軽飛行機は、車線を横切る際に中央分離帯に危うく衝突しそうになりながらも、タンクローリーのすぐ前に無事に着陸したそうだ。
車を運転していた男性は、路肩に止まった飛行機に接近すると、「なんてことだ、すごい! なんて幸運な!」と叫んでいた。
ブラジルでは今年の2月にもサンパウロで、小型飛行機が交通量の多い道路に墜落。その後、バスと衝突して2人が死亡している。(了)
出典元:MailOnline:Hair-raising moment light aircraft is forced to make emergency landing on busy motorway(4/6)