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バチカンの聖堂内で多くの礼拝者が見守る中、男が神聖な祭壇に放尿した。

多くの信者も唖然

その衝撃的な出来事が起きたのは10月10日、場所はサン・ピエトロ大聖堂内とされている。

その日の午前9時半頃、1人の男が突然、壇上に上がり、ズボンを下げ、神聖な祭壇に放尿したという。

当時、大聖堂には数百人のカトリック信者がおり、男の行動に皆が唖然としたそうだ。その様子がこちら。

VATICAN CITY—CONFIRMED that a man desecrated the Papal Altar of St Peter’s Basilica, at 9:30AM yesterday morning, by urinating on it in the presence of hundreds of pilgrims.

Holy Mass was being celebrated, at the time, at the Altar of the Chair.

https://t.co/CEQpiI4xOd

— Bree A Dail (@breeadail) October 11, 2025

ローマ教皇も「衝撃を受けた」

この祭壇は、イエスの弟子の長であった、聖ペテロの墓の上に建てられたと考えられている。

その後、男は私服警官に連行され、逮捕された。しかしまだ、身元は明らかにされていない。

「放尿事件」については、ローマ教皇レオ14世本人にも届いたようで、地元メディアの報道によると、教皇は「衝撃を受けた」と語ったという。

カトリックの聖地を守ることを使命とする団体「レパント研究所」は、この「冒涜」を受けて祭壇の「再聖化」を行うよう求めているそうだ。

その一方で、SNSユーザーからは、「バチカンが毎年約1000万人の観光客に、聖地を開放していることの代償を払っている」と指摘する声が上がったという。

実際、バチカンで最も神聖な教会であるサン・ピエトロ大聖堂は、過去に何度も攻撃の標的とされてきた。

2023年には、裸のポーランド人男性が、同じ祭壇に飛び乗り、今年の2月には、ルーマニア人の男が祭壇に登り、祭壇の布をはぎ取り、高価な金の燭台を蹴り倒したという。（了）

出典元：METRO：Man ‘urinates’ on sacred Vatican altar in front of hundreds of horrified tourists(10/12)