野生のゾウを生きたまま燃やそうとして殺害、3人の男を逮捕【スリランカ】

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スリランカで、男たちが野生のゾウを殺したとして、警察に逮捕された。
松明で焼き殺そうとする
スリランカ警察は12月18日、野生のゾウを追い払おうとし、松明で焼き殺そうとした男3人を逮捕したと明らかにした。
この事件はスリランカ北部の村で起きたとされ、襲撃されたオスのゾウは、足に重度の火傷と銃創を負った状態で発見されたという。
その後、ゾウは獣医師の治療を受けるも、12月16日に死亡が確認された。逮捕された容疑者らは、42歳から50歳の間とされている。
死刑に処される可能性
地元メディアによると、このゾウは今年初めにも、何度か獣医師による治療を受けていたという。
この事件は、動物愛護団体やSNSユーザーから厳しい批判を浴び、12月18日には、犯人の訴追と同様の虐待行為の防止策を求める嘆願書に400人が署名したそうだ。
人口の大半が仏教徒であるスリランカでは、ゾウは神聖な動物とみなされ、世界自然保護基金(WWF)によると、スリランカでゾウを殺すことは死刑に処される可能性があるという。
ただ地元メディアによると、今年に入ってから既に400頭近くのゾウが死亡しており、またゾウの襲撃で100人以上が死亡しているという。
ゾウの殺害は、人間が直接引き起こしたもので、銃撃や列車事故、そして農家が野生動物から作物を守るために使用する爆発性の餌「Jaw bombs」の使用などが含まれているそうだ。(了)
出典元:BBC:Three arrested for allegedly burning wild elephant in Sri Lanka(12/19)


























