走り出したトレーラーに繋がれたままのワンコ、果たして彼の運命とは?
アメリカでトレーラーの横に繋がれたままの犬の姿が目撃され、危機一髪の様子をとらえた動画が公開された。
トレーラーに追いつこうと走る
その姿が目撃されたのはアリゾナ州のAsh Forkという街。
動画は車のダッシュカムによって9月8日に撮影されたもので、そこにはガソリンスタンドから出て行く大型トレーラーの様子が映っていた。
しかしその横には犬が繋がれており、運転手は気づかずに走行を開始。犬も懸命に走り続けた。
このままいけば、犬は間違いなく死んでしまう。しかしその瞬間、撮影していた車はサイレンを鳴らし、トレーラーの前に行き車両を止めた。
犬をつないだのを忘れていた
実はこの映像を撮影したのは、Yavapaid郡保安官事務所の車で、犬などの飼い主に警鐘を鳴らすために、このような動画を投稿したとみられている。
彼らはトレーラーが走り出した時、すぐに横にいた犬に気づき、サイレンを鳴らして素早くトレーラーを止めたことにより、幸いにも犬にはケガはなかったそうだ。
この後の調べで、犬の飼い主はトレーラーの運転手であると判明。運転手は自分の犬をトレーラーの横に繋いだことを忘れ、そのまま車を走らせようとしていたとか。
またその後、運転手はそのことに気づかせてくれ、犬を死なせずにすんだとして、保安官(VIP)に深い感謝の言葉を述べたそうだ。
もしあのまま気づかずにトレーラーが走っていたらと思うと恐ろしいが、このようなことを起こさないためにも、飼い主の方は決して車などに犬を繋がないよう、ご注意いただきたい。(了)
出典元:METRO:Dog filmed running for its life after being tied to side of moving truck(9/18)