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タイでフェイスブックを通して多くの動物を販売、監視団体が警鐘を鳴らす

タイでフェイスブックを通して多くの動物を販売、監視団体が警鐘を鳴らす
TRAFFIC

タイのフェイスブック上で、1521の野生動物が販売目的で掲載されているのが発見され、多くがネットを通して取引されている実態が明らかとなった。

 

FBグループで絶滅危惧種も販売

 

野生動物の取引を監視している団体「TRAFFIC」によれば、販売されている動物たちの多くは国際的な保護が義務付けられており、もともとタイに生息していなかった種だという。

 

またそれらの販売は制御されておらず、2016年の1カ月間で12のフェイスブックのグループで動物のリストが発見されたそうだ。

 

200の異なった種のうち、販売のリストにある2種類は国際的な商取引も禁止された非土着性の動物で、ユーラシア・カワウソとblack spotted turtleとされている。

 

また販売用の動物の中にはサイチョウ(鳥)やシャムクロコダイルなども含まれており、それらはもともとタイに住んでいた種だが、国際的な取引が禁止されており、絶滅の危機にも瀕しているという。

 

しかも販売されて発見されたのはサイチョウだけで、多くの動物たちが密かに野生環境から連れ出され、深刻な事態に陥っていると考えられている。

 

利用者は2年前と比べ2倍に増加

 

フェイスブックは絶滅が危惧されている動物のページ上での売買を禁止しているが、密売に反対する団体が分析した結果、そのようなページを利用するメンバーは逆に増えているそうだ。

 

実際、2016年にあった動物販売のフェイスブックグループにうち2つはすでに存在していないものの、メンバーの数は2016年の10万6111人から、2018年の20万3445人と、2倍近く増加しているという。

 

もっとも広告で出された動物のうち47%はタイの動物保護法で禁止されていない種だったが、やはりそこには土着ではない生物も含まれ、105種が法律で保護の対象になっていたとされている。

 

このような事態に対し、フェイスブックの広報担当者は次のように語っている。

 

「フェイスブックでは絶滅危惧種やそれらの一部の売買、取引を許してはおりません。私たちはそれらを見つけ次第、(ページを)取り除きます。私たちは、タイにおける野生動物のネットでの違法な取引に対処するのを手助けするため、『TRAFFIC』と法の執行機関とともに取り組むことに専念いたします」

 

しかしタイだけでなく、ウェブサイトを利用した違法な動物の取引は増加しており、すでに国際的にも大きな問題になっているという。(了)

 

 

出典元:BBC:Facebook animal trade exposed in Thailand(9/10)

出典元:Mashable:Illegalanimal trade uncovered on Facebook in Thailand(9/11)

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