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米で坑道に落ちた男性を2日後に救助、両足を骨折するもヘビを殺して生き延びる

米で坑道に落ちた男性を2日後に救助、両足を骨折するもヘビを殺して生き延びる
Twitter/Zach Crenshaw ABC15‏

アメリカで古い坑道に落ちてしまった男性が、48時間も過酷な状況に置かれるも、その後無事救助された。

 

食料も水もない状態で2日間

 

その男性とはアリゾナ州のAguilaという町に住む、John Waddellさん(62)。

 

彼は10月15日に自らが所有する、金の採掘に使われていた坑道、深さ100mもある縦穴に降りていったという。

 

しかし途中でカラビナ(D字型金具)が壊れ、そのまま落下。衝撃で両足を骨折し、48時間も食料や水のない状態で、穴に1人取り残されたそうだ。

 

しかも穴には猛毒を持つ、ガラガラヘビもいたとされるが、Waddellさんは空腹を満たすため、結局3匹のガラガラヘビを捕獲し、殺したとされている。

 

その後、友人のTerry Schraderさんが坑道の穴でWaddellさんを発見。通報によりレスキュー隊も現場に到着し、6時間に及ぶ救出活動の結果、無事救助されたという。

 

坑道に入ることを友人に伝えていた

 

友人のSchraderさんによれば、Waddellさんは先週の月曜日に電話をしてきて、「金や貴重な金属を探すため、坑道へ入るつもりだ」と語っていたという。

 

そして「火曜日までに自宅へ戻っていなければ、坑道をチェックして欲しい」と頼んでいたそうだ。

 

このためSchraderさんは水曜日に、彼が降りて行った坑道へ到着。すると穴の中から、Waddellさんの助けを求める声が聞こえたとか。

 

しかしそこは街からも遠く離れ、携帯電話のサービスもない。そこでSchraderさんは救助を要請するため、車で砂漠を越えなければならなかったという。

 

またSchraderさんは、Waddellさんが40フィート(12m)から50フィート(15m)の高さから落下したと見ており、そんな状況でも生き残った彼について「タフガイだ」と語っている。(了)

 

 

出典元:ABC15:MCSO: Man rescued from western Arizona mine shaft after being trapped for days(10/17)

出典元:BBC:Man ‘fought snakes’ to survive after falling down 100ft mineshaft(10/19)

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