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米政府がメキシコとの国境を封鎖、警備兵が移民キャラバンに向け催涙弾を発砲

米政府がメキシコとの国境を封鎖、警備兵が移民キャラバンに向け催涙弾を発砲
Twitter/emma murphy

11月25日(現地時間)、アメリカ税関・国境警備局は南部のメキシコとの国境を封鎖し、殺到した移民らに催涙弾を発砲したことが明らかとなった。

 

移民らに催涙弾を発砲

 

CNNによれば、カリフォルニア州のサンディエゴとメキシコの町、ティファナをつなぐSan Ysidro港にかかる橋は閉鎖されたという。

 

その際、中米から北上し続けてきた数百人の移民らがアメリカとの国境検問所に殺到。その時の様子が動画でも確認された。

 

またAP通信の記者は、アメリカの警備兵が国境のフェンスを突破しようとする移民らに向けて、催涙弾を撃ったと伝えている。

 

裁判所が入国の許可を決める

 

現在、ティファナの町にはホンジュラスなどから安全を求めてやってきた、5000人以上の移民が足止めをされ、キャンプを続けているという。

 

彼らは犯罪が多発している母国を離れてメキシコを縦断し、カリフォルニア州との国境を目指してきたと言われている。

 

トランプ大統領は先週の土曜日、「南部国境にいる移民たちは、裁判所で1人1人に難民申請が承認されるまでは、アメリカに入国することは許されない」とツイート。

 

さらに「我々の国に合法的に入って来た人間だけを許す」「必要になれば、われわれは南部国境を閉鎖することになるだろう」とも付け加えた。

 

またトランプ大統領は、不法に国境を越えた「移民の亡命申請を禁止する」大統領令に署名していたが、アメリカの移民法はどのようにして入国したかにかかわらず、移民が亡命申請できることをはっきりと認めている。

 

このため連邦裁判所の判事は先週、「トランプ大統領は連邦議会が明確に禁じている条件を強制するために、移民法を書き換えることはできない」として、大統領の動きを阻止したという。

 

米政府はメキシコ政府と交渉か

 

一方アメリカ政府は、裁判所が1人1人に入国の決定を下すまで、移民たちをメキシコ側にとどめておくよう、メキシコ政府と交渉をすすめているという。

 

Washington Postもメキシコの次期内務大臣となるOlga Sanchez Cordero氏が、移民らをメキシコに留めておく政策に同意したと伝えているが、まだ正式にアメリカ政府との間で合意に到ったわけではないようだ。

 

メキシコの新しい大統領となるAndres Manual Lopez Obrador氏は、12月1日から政権を発足させる予定となっている。(了)

 

 

出典元:NYPost:US agents fire tear gas at migrants in start of border clashes with Mexico(11/25)

出典元:CNN:US authorities fire tear gas to disperse migrants at border(11/26)

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