ロシアの貨物船が釜山の高架橋に激突!船長から基準値の3倍のアルコールを検出【動画】
韓国釜山の沖合いで、ロシアの貨物船が高架橋に激突するという事故が起こった。
船長からは基準値の約3倍のアルコールが検出されたとして、韓国沿岸警備隊が事故の詳細を調査している。
橋に向かって進んでいく貨物船
先月28日(木)、釜山港を出港し、ウラジオストクに向かっていたロシアの貨物船シーグランド号が、釜山の沖合いに位置する広安大橋(Gwangan Bridge)に激突した。
動画には、貨物船が橋の方向に進んでいき、そしてそのまま橋にぶつかり停止する様子が捉えられている。
広安大橋は韓国で2番目に長い橋とされ、車の走行量が多く、事故当時も多くの車が走行していた。
船が橋に接近する中で、異常を察したドライバーたちが速度を落とすのが見てとれる。
船長から基準値越えのアルコールを検出
韓国沿岸警備隊によると、貨物船は事故を起こした後、方向を転換し、当局の拘束を逃れるようその場から立ち去ろうとしていたという。
その後の検査で、船長から基準値の約3倍のアルコールが検出されたそうだ。
また当貨物船は、事故の40分前にも、停泊していた他の船に衝突したことが明らかになった。
怪我人は出ないものの、橋は損壊
幸いにも怪我人は出ていないとのこと。しかし、貨物船が接触した橋の部分は、約直径5メートルの穴が陥没し、損壊してしまったそうだ。
Russian cargo ship crashes into bridge in Busan, captain was reportedly drunk • https://t.co/0VCpUTTfNd pic.twitter.com/U9RFGhpHre
— ddoboja • 또 보자! (@ddo_boja) March 2, 2019
"Drunk Russian" sounds like some sort of a Vodka drink.. ‘Drunk’ Russian captain crashes massive cargo ship into bridge https://t.co/mQfiKyBBAu #alcoholwasinvolved pic.twitter.com/6AhrbZSmLi
— Melissa Pedersen (@MelissaPederse) March 2, 2019
当局は乗組員に聞き取りを行い、事故当時、船長が操舵の実権を握っていたかどうか、調査を進めている。
というのも、舵を操作していない限り、船舶内での飲酒は問題無く、合法とされているからだ。
また、何故航路とは逆の方向に位置する橋に向かっていったのか、という点についても捜査を行っているという。(了)
出典元:Mail Online:‘Drunk’ Russian ship captain steers giant cargo vessel straight into busy South Korean bridge (2/28)
出典元:Independent:Russian cargo ship with ‘drunk’ captain on board crashes into motorway bridge, tearing huge hole (2/28)